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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2019年12月の記事一覧

現代語訳『山家集』(573)

【 原文 】 新しき柴《しば》の網戸を立て替へて年の明くるを待ちわたるかな (573) 【 現代…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(779)

【 原文 】 たづぬとも風のつてにも聞かじかし花と散りにし君が行方《ゆくへ》を (779) 【 …

たま
4年前
3

現代語訳『山家集』(958)

【 原文 】 つがはねど映れば影を友として鴛鴦《をし》住みけりな山川の水 (958) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(793)

【 原文 】 隠れにし君が御影《みかげ》の恋しさに月に向かひて音《ね》をや泣くらん (793) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(512)

【 原文 】 山ざくら初雪降れば咲きにけり吉野は里に冬籠《ご》もれども (512) 【 現代語訳…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(550)

【 原文 】 霜冴《さ》えて汀《みぎは》更けゆく浦風を思ひ知りげに鳴く千鳥《ちどり》かな (…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(569)

【 原文 】 訪《と》ふ人は初雪をこそ分け来《こ》しか道閉ぢてけり深山辺の里 (569) 【 現代語訳 】 訪ねて来た人は初雪をかき分けて来たが、山奥の里は道が閉ざされている。 ※Amazonでオリジナル小説『ヴィーヴルの眼』を発売中です。  (Kindle Unlimited利用可)

現代語訳『山家集』(553)

【 原文 】 千鳥《ちどり》鳴く絵島《えじま》の浦にすむ月を波にうつして見る今宵かな (553…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(516)

【 原文 】 旅寝する草の枕に霜冴《さ》えて有明の月のかげぞ待たるる (516) 【 現代語訳 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(528)

【 原文 】 枯れはつる茅《かや》が上葉《うはば》に降る雪はさらに尾花の心地こそすれ (528…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(378)

【 原文 】 限りなく名残り惜しきは秋の夜の月にともなふ曙《あけぼの》の空 (378) 【 現代…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(505)

【 原文 】 かきこめし裾野《すその》の薄《すすき》霜枯れてさびしさまさる柴《しば》の庵《…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(527)

【 原文 】 立ち上る朝日の影のさすままに都の雪は消えみ消えずみ (527) 【 現代語訳 】 立…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(502)

【 原文 】 おのづからおとする人ぞなかりける山めぐりする時雨ならでは (502) 【 現代語訳 】 山を巡る時雨以外に、たまたま訪れる人もいない場所だ。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を発売中です。  (Kindle Unlimited利用可)