雪が降りまして…

 この前、とうとう雪が降って来ました。こちらは降っても積もらないくらいのものでしたが、それでももう冬が近づいたのだと感じているところでございます(ちなみに同じ日、朱鞠内では53cmも降ったようです。同じ北海道でも、いや北海道であるがゆえにこうも差が出るのでしょう)。

 そういえば最近このような曲を聴きました。

雪の朝(グレープ)

 曲名は「朝」とついていますが、私個人としましてはどちらかというと午後を思い浮かべます。
 子供の頃の、雪がしんしんと降っている、空は灰色で、街は音が消えて重しをしたように静かで…。そして家に帰るとストーブが点いていて母がアイロンをかけている。もう何年も昔の事で記憶もおぼろげになってしまいましたが、そんなことを思い出させてくれました。


 話が少しそれましたが、この冬という季節、私としてはあまり好きな季節ではなかったりします。子供の頃はスキーをやっていましたからこの頃は好きな季節でありましたが、大人となった今、雪かきの事や雪によって交通がマヒしたり、そういった良くないところばかり目について、純粋に楽しめなくなってしまったなと感じています。

 
 もっとも、冬のあの空気に重しをしたようなあの空気感、実はなんとなく好きだったりします。
 雪というのは音を吸収する作用がありまして、それがゆえに静かになるんですね(なので道を歩くときは車とかには一層気を付けないといけなかったりしますが)。
 私はどちらかというと静かな方が好きなので、その点に関しては良いと思っています。
 (にぎやかなのが嫌いとまでは言いませんが、どうにも疲れてしまうので)
 
 まだ、降り始めの季節ですからここが雪に覆われるまではまだ時間がかかるでしょう。しかし、この前春がきて夏になったと思えば、もう冬が来て一年が終わってしまいます。年を追うごとに一日、一年の経つのが早く感じるようになってきました。
 有意義に日々を過ごしたいと思いますが、結局は疲れだけがたまって、何もできないことの繰り返し繰り返し…。

 高望みはせずとも、とにかく日々健康に生きたいと、ただそれだけを思います(終)

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