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日常の延長線で歳を重ねる

今年も誕生日が来た。
23歳。去年のnoteを読み返したら「きっとあっという間に23になる」と書いていて、いやあその通りだったぜ、なんて思った。

子供の頃は1年間がものすごく長く感じていたことを思い出す。1日が永遠みたいに長かった。今は一瞬で過ぎてしまうのに、どうしてだろう。大学入試に四苦八苦していた事が昨日のことのようなのに、私はもう大学4年になっている。
今は卒論やら就活やら趣味を抱えてエンヤコラと生きている。

誕生日が好きだということは去年も書いたような気がする。1年で1度、自分が少しだけ特別になった気持ちになる日だから。でも歳を重ねるごとに実感は薄れていく。子供のときは指折り数えていたというのに、大人になった今は「あー、もうそんな時期?」なんて思いながら誕生日を迎える。

結局20歳を超えたあたりから分かってしまったのだ。
数字だけ積み重なっていくけど、私という人間はなにか大きく変わる訳では無いということに。誕生日は日常の延長線にある。だけど、産まれたその日は家族にとっては非日常だったろうな。だからやっぱりどこか特別感がある。不思議。


23歳になったなあ。
友人と話す度に「もう出会って何年目だよ」とか、「20代半ばまであと2年だよ」とかそういう話になる。段々といい歳になってきた。地元のかつての旧友たちは結婚やら出産やら様々な節目を迎えている。もう子供とはとても言えないな。

今はとにかく来年以降の未来を決めるために就活に四苦八苦している。24歳の私はどうしてるかな。社会の厳しさに今以上に打ちひしがれているかもしれない。社会人としての自由を手に入れているかもしれない。1年間って何かが変化するには十分な時間だ。

何かが今より好転していますように。
今年もしぶとく生きましょう。まだやりたいこと、会いたい人が沢山いるから。

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