YouTubeのショートホラーフィルムを観る回 #26『Clap Clap』

火花が散ったという表現だけでこんなにも平穏な雰囲気を壊してしまえるのだな。
かなり微笑ましいやり取りだっただけにラストでサクッと闇に落ちてしまうのはなんともやるせない。

明らかに異常なオブジェクトやキャラクターが見えないことがより一層不気味さを際立てている。「手を叩く」というそれこそ赤子でも簡単に出来てしまうノンプロセスな行為がトリガーになるというのが大きなゾクゾクポイントだと思う。こういうシンプルな怖さを演出できるセンスよ。

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