YouTubeのショートホラーフィルムを観る回 #9『Polaroid』

ここまでくるともうオチが定番化しちゃうのが難だけど、即席写真という発想から生み出された光と闇の狭間のバケモノを愛したい。

シャッターをきる音がやたらでかくて、こういう演出の技をシンプルにビビらせに使ってくる方法は割と好き。特にこういう役者が一人だけで一言も喋らないタイプの映像作品だと“”の部分が引き締まるし。

思ってたよりしっかりとバケモノのビジュアルが出るのは海外モノあるあるだけど、結構かわいい顔をしている。にしても、やっぱり最後は“消失”で終わりか…いやむしろこの消失という後も先も何も想像できない現象が最も怖いのだけど。たまにはB級っぽく奈落へ引きずり込まれたりして欲しい。

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