6/7/2019_東浩紀「テーマパークと慰霊――大連で考える」を読む
◆はじめに
東浩紀のエッセイ「テーマパークと慰霊――大連で考える」がとてもすてきな内容だったので、今回はその感想のようなものを書いていく。
本作は、2019年1月末に配信された『ゲンロンβ33』(ゲンロン)に掲載されているものだけれど、読んだときに思ったことなどを結実させられずに4カ月以上も過ぎてしまった。
その状況はいまだ変わらないのだけれど、たとえばこのままなにも書けず、今晩にでも横断歩道で一時停車しない車にひかれたら息絶える前に後悔の気持ちがわいてくるだろうから、きょう