原因の抽象度を下げよう!絵を続けるための考え方
はじめに
どうも、みぞれあめです。
皆さん何か困っていることはありませんか?
例えば、「いつもはもっとうまく絵が描けるのに今日は調子が悪いな」とか
こんな悩みを解決しようと思ったとき、原因を考えたりしていますか?
どんな悩みを解決する場合でも、対症療法と根本治療という考え方があります。
ご存知かもしれませんがこの二つはそれぞれ
・対症療法:出てきた症状を抑える(足が痛いから湿布を貼るとか)
メリット:対処が比較的簡単
デメリット:再発の可能性がある
・根本治療:症状の原因を抑えるもしくは無くす(症状→運動すると足が痛む、原因→運動不足による骨や筋肉の衰えなど、解決策→低強度の運動で少しずつ足を鍛える)
メリット:原因からつぶすので再発しにくい
デメリット:効果の実感が遅い場合がある
って感じです。例がわかりにくいかもしれませんが伝わるでしょうか。
悩みが再発しないよう根本から絶つ場合には、悩みが発生する原因を特定しなければなりません。
ということで今回は悩みの原因を見つけることについていろいろ書こうと思います。
意外とみんなは原因について考えてない
例えば僕が「今日はいつもより絵をうまく描くことができない」
という悩みを抱えているとしましょう。
ここで皆さんならどうやって解決しますか?
原因を見つける前に解決策を導こうとする人はきっと
・今日は調子が悪いからまた明日頑張ってみよう
・もっと練習しよう!
となります。実際僕がそうでした。
実際、同じようなことが描かれた漫画がツイッターでバズっているのを見たことがあります。共感してる方もたくさんいました。
そう、みんなは絵がうまく描けない原因を「調子が悪い」や「練習が足りない」で片づけてしまっているんです!
原因を見つける→原因の抽象度とは
ではこれの何がいけないのでしょうか。
答えは原因の抽象度が高いことです。
「何言ってるんだ?『調子が悪い』は『調子が悪い』だろ」
って思うかもしれませんが
一口に「調子が悪い」といっても、具体的に「どこの調子が悪いのか」が表現されていません。
絵を描く際に調子が悪いと困る部位っていくつかあるんですが、以下に示します。
・頭が回らない→呼吸が浅くて酸素が足りていない→姿勢が悪い・鼻が詰まっているなど
・思うように線をうまく描けない→手首が痛いから→昨日重たいものを持って手首が疲れてる
・線をまっすぐ描けない→姿勢が悪くて関節の可動域が狭まっている
このように、原因は細かく具体的に分類していくことができます。
お分かりかと思いますが、ここまで原因がはっきりしていると、最初の時に比べてかなり解決策が考えやすいと思いませんか?
普段からこうやって原因の抽象度を下げる癖をつけるだけでも、人生でなにかに行き詰ったときの対処が簡単になります。
原因の抽象度の下げ方
じゃあその原因はどうやって見つければいいんでしょうか?
まず何かに悩んでいると自覚したときにすべき行動は、現状を箇条書きでメモに記すことです。
どういった原因を書けばいいかについてですが、基本的にその時不快に思っていることをできるだけ多く書くといいかなと思います。
ここからさらに分岐できるなら分岐させ、自分で解決できる大きさの問題になったところでストップします。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろ書きましたが今回お伝えしたかったのは
「原因の抽象度を下げると、適格な解決策を導くことができる」
ということです。
具体的な解決策の提示はしませんでしたが、それぞれ自分で考えられるようになればいいですね。
以上、参考になればうれしいです。
それではまた!
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