SNS向きではないわたし

noteでも 記事を読まれたくないわけではないけど
読んで欲しいという強い気持ちもない。
やる気が無いわけじゃない。

なんというか。

読んでもらうためには
フォローをする、コメントを入れる、たくさんのスキをつける、
という記事も拝見したのですが 

わたしが やりたいのと少し違ってるんです。

他のSNSでもそう。

わたしは それができない。

ノンフィクションのリアルなものが好きで
ふらっと立ち寄って
たまたま見たものと その気持ちを共有する感じがちょうどいい。

少し話を変えますが

わたしは よく歩くんです。
自然観察が好きで癒されるので
とにかく細道探して
知らない細道通ってみて
たまに行き止まりに出会って
また 引き返す、ということも よくあります。
ただただ、それがたのしいです。

気持ちが落ちている時に
細道をその時の触角で
左右どちらに行くかを決めます。
(この時 脳内で 本当に 触覚のようなものが出てくるイメージです。)
たまたま選んだ道、
それってすごいんです。

そこで 出くわす自然のものたちが たくさんいて。
たまには 泣きそうになります。
優しくて。

触覚をさわさわ動かして
｢ひだり｣と感知したら そのまま左へ。
なんの迷いも持たず 歩き進むと
凛と咲く小さなスミレに出会って
声が聞こえてくるような感覚があります。

｢会えたね｣。

おかしいこと言ってるかもしれませんが
わたしの中では この景色があります。
植物も話しかけてきます。
｢会えたね｣と書きましたが
言葉ではなく
脳内に話しかけてきます。
自然たちの声は、
マイナスになる感覚はなくて
どれも 強くて優しい感覚で話しかけてきます。

だから たまに泣くんです。

｢ありがとう｣
と脳内で 返事して 少し触らせてもらって別れます。

SNSも、、わたしにとってはこれに似た感じです。
フォロワーを増やすための努力が苦手です。
好きな作業でありません。

でも書きたいことはたくさん。
植物と触れ合えることとか
動物たちと通じ合うこととか
触角が選ぶ先のこととか、、
何にもならないふつうの日記とか。

やっぱり向いてないのかなぁ、とかも思いますが、手術をしてからのわたしは
なんだか違います(キリッ)
(ちなみにまだ入院中です)

SNS法則には従うことができないけど
なんとなく 何億年先に人がいたら
そこに届くような感じで 書いていようと
思ったりしています。

大きくマクロの宇宙で
小さくミクロの細胞で
ずっと繋がってきた、
これからも紡がれていけることを、
ノンフィクションで。

見たまんまの景色や感覚を書いていよう。
そう思っています。

ゾウリムシとヒトには共通祖先の細胞がいます。

｢LUCA｣(Last universal common ancestor)

もともと微生物は好きですが
なんだか嬉しいです。

この先も きっと紡がれます。

一般的ではなくても
わたしの速度で
ノロマですが（笑）
自分が経験したこと、それで感じたこと、どうしてきたか、
不思議なことも多かったので 
たまたま誰かが わたしのように
SNSの細道ばかり選んで歩いてる途中
ばったり、と出会えるのをたのしみにしています。

何億年先の紡がれた何かにも
優しさと幸せが降り注いでやみませんように。