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右手にビスコ、左手にレモンティー



いまだに僕の頭の中は、憧れで詰まってる。

小学生の頃に憧れたもの、中学生で憧れたもの、高校生になってから憧れたもの、18歳を超えてから憧れたもの。

夢とはまた違う話。

夢は人生の目標であり、自分が示す道をわからせてくれそうだけれども
この場合のあこがれはそんな大層なものじゃなく
どれくらい違うかと言うと、通販でよく出てくるシャワーヘッドのマイクロバブルと毛穴の大きさくらい違う。(わかりやすい)


いくつになってもある憧れのうち小学生の後半くらいからこの歳まで10年以上憧れているものがある。それは





漫画とかに出てくるずっと同じ飲み物とか食べ物食べてる奴!!!!



コレ一択である。


もしかしたら何を言ってるか分からない人もいるかもしれない。
この文は色んな人に届いて欲しいのでもちろんそう言った方々にもわかるように説明していく。


バトル漫画やスポーツ漫画みたいな戦う描写があるとわかりやすく
敵でも味方でも関係無い。

僕は敵になりたい訳でも味方になりたい訳でもない。
バトルがしたい訳でもスポーツがしたい訳でもない。



ずっと同じ飲み物とか食べ物を食べてたいんだ!!!!



例えばこんな登場人物が出てくるスポーツ漫画があるとする。

・主人公は高校1年生のスーパールーキー
・その近くにはいつもいる、同級生で同じく高校3年レギュラー陣に食い込むスーパー1年生
・圧倒的実力の主将3年生
・去年までは同じくスーパールーキーとされていたが今では普通に実力者となり、時に主人公達1年生を優しく包み込む2年生
・1年生の時はブイブイ言わせてたがある日を境に怪我でほぼ出場しておらず、主人公達も存在を知らない3年生(後半怪我が治りとんでもない活躍をする)
・レモンティーが大好物で普段はおちゃらけた口調だが試合になると俄然冷静で試合を自分たちのものにしてしまうマイペース3年生



これ!!!!!!!レモンティーが大好物で!!!



ズルすぎるだろ。いつも紙パックのレモンティーを飲んでる描写が写し出されるの。みんなが見守ってるスーパールーキーの試合を見ながら
「(チュ--ッ)あれ足怪我してるよね」
とか言いたくない!?!?


そいつと言えばこれだよね、みたいなの!!!


ファンアートで描かれる時にいつもレモンティー持たせてくれよ。
主人公の頭をつんつんいじりながらレモンティー持ってる俺どこ?
ファンアートの4コマで今日はいつものレモンティーが無いから仕方なくミルクティー買ってみたけど甘すぎて他の部員にあげちゃうオチの4コマは???
俺が持ってることで話題沸騰して全国各地のコンビニとかからレモンティーが無くなって、Twitterでその事がバズって、ワイドショーで「最近なぜレモンティーが売り切れ続出が知ってますか!?」って特集組まれて俺の写真が使われる世界線は???






俺だって何回もチャレンジしたよ

別に誰かに見られてるわけじゃないのに
いつも同じもの買ってみたりして。


でも飽きるんだ、これが。



毎日レモンティー飲めません。たまにコーラも飲みたいし抹茶オレも飲みたい。



でも昨日くらいに食べてピンと来た。
そう、



ビスコ



家の近所のスーパーでは60円くらいで1箱売ってた。
高くないのでいつでも買えるし、買い溜めできる。
あとビスコならそこまで腹にたまらないから、他のものも食べられる。
何よりもビスコの味がめちゃくちゃ好き

濃すぎない、薄すぎない、甘すぎない、けど味の印象はハッキリある。



無理をするわけじゃないけど、気付いたらいつもビスコ食べてるよねって言われたい。
周りでビスコ流行って欲しい。俺を中心に。
アイツん家行く時、ビスコの他に何買ってったらいいかなって言われたい。
ビスコって最近見なかったけど久々に買っちゃった、って報告受けたい。
あそこのスーパー、ビスコ50円で売ってたよ!って何も聞いてないのに教えて欲しい。
ビスコ久々に見たなぁ、ひとつちょうだいって言われたい。それが派生して周りにいた色んな人にちょうだいって言われたい。あれ、もう無くなっちゃうかも、と思っても大丈夫。もう1箱常備してるから。
俺だけビスコをお通しで出して欲しい。他の人と同じ値段で。
普通に中のビスケットが折れないような開け方開発したい。
ビスコってどういう意味か知ってる?って聞かれたいし、知らないって答えて、あんなにいつも食ってんのに!?って言われたい。
ビスコの乳酸菌でお腹壊したい。
パッケージの子供に会いたい。
ビスコのCMに出たい。
ビスコって名前でTwitter始めたい。
なんでビスコって名前なんですか?って聞かせないくらい毎日ビスコ片手に生活してたい。
ファンアートでビスコのパッケージの男の子が俺の顔になってるファンアート描いて欲しい。





以上、右手にスマホを、左手にマミーを持ちながら。

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