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Ike & Tina Turner Natbush City limits (1973)

今日はアイク&ティナターナーを紹介します。個人的にはアイク&ティナターナーは大好きですが日本での人気は今ひとつな印象がします。アイクがコアなブルースファン、ティナのソロとフィルスペクターがプロデュースしたRiver deep mountain highがポップスファンに人気だけど肝心のIke & Tina Turnerというとそこまでな感じです。個人的にはブルース、ソウル、ロック、ファンクを全て飲み込んだような作風がどっちつかずな感じに思っている人が多いからかなと思ってます。(そういえばレアグルーブ界隈でもウケてないような…)

このアルバムは1973年にリリースされたアルバムでIke & Tina Turnerの14枚目のようです(この人たちのアルバムは数が多いうえに未配信、未CD化、レコードは希少な物もちらほらあるので集めるのが大変です。このアルバムも未配信ですが最近配信されました。

Natbush City limits
ハードロックっぽいサウンドのファンク。Natbush Cityはティナの出身地らしいです。

Make me over
タイトなリズムに合わせてティナがラップする曲。

Drift away
ロッドスチュアートのアトランティッククロッシングにも収録されていた曲。ちょっとスワンプロックっぽい曲調でかっこいいです。
※オリジナルはJohn Henry Kurtz というカントリーシンガーのようです。

That’s my purpose
ティナの書いたソウルバラード。途中ファンキーな曲調を挟みます。

Fancy anie
anieはティナの本名(らしい)。タメの効いたリズムと垂れ流されるノイジーなギター、たまに聞こえるPファンクっぽいピョンピョン音がかっこいいファンクロックです。

River deep mountain high
フィルスペクターがプロデュースした曲の再録版。オリジナルを最初に聴いているともの足りなく感じるけど、何度も聴いているとNatbush City limitsを軽くしたようなサウンドで同じぐらいかっこよく思えてきます。

Get it out of your mind
熱いけどあっさりした曲。

Daily bread
ちょっとラフな曲。ファズをかけたホーンがかっこいいです。

You are my sunshine
レイチャールズもカバーしたカントリーをタイトなファンクにアレンジしています。

Club manhattan
曲名はアイクとティナが初めてあったクラブの名前からとってます。Natbush City limits Pt2みたいな感じでかっこいいです。