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Blues brothers. Live in Montreux (1989)

今日はブルースブラザーズの1989年のモントルーでのライブ盤を紹介します。このアルバムは図書館で借りましたが未配信でCDも廃盤Discogesにも情報なしという謎の盤です。二種類あるようです。メンバーはジョンベルーシとダンエクロイドはいませんが録音や映画に参加したメンバーが中心になっている他、ボーカルはラリーサーストン(聞き慣れない人ですが実力はあります)とエディフロイドです


Hold on, I’m comin
サム&デイブのカバー。一曲目とは思えないぐらいとばしてます。特にバタバタしたドラムがかっこいいです。

In the midnight hour
ウィルソンピケットのカバー。ウィルソン盤の忠実なカバーでウキウキしてきます

She caught the Katy
サントラの一曲目に収録されていた曲でタジマハールのカバー。ホーンセクションのアレンジが面白いです。

The thrill is gone
BBキングのカバー。ソウルっぽいアレンジでブルースをやるブルースブラザーズですがこの曲はオリジナルと同じくらいブルージーに決めてます

Can’t turn you loose
オーティスレディングのカバー。オリジナルよりも軽快なノリな気がします。

Sweet home chicago
ロバートジョンソンのカバー。オリジナルはアコギ一本ですがここでは豪華なアレンジです。ギターはチャックベリー風、リズムはMG‘s風のアレンジです。後半にはスティーブクロッパーとマーフィーのブルージーなギターソロが聴けます。

Knock on wood
エディフロイドのカバー。ここでボーカルをとるのはまさかの本人!オリジナルでもあったホーンリフがめちゃくちゃかっこいいです。

Raise your hand
ベースラインがかっこいいジャンプナンバー。観客に向かってタイトルを連呼しています。

Peter gunn
ヘンリーマンシーニ作曲のドラムのテーマ。以外な選曲ですがベースとホーンがかっこいいR&Bにアレンジしています。

Soulfinger
バーケイズのカバー。キレのいいホーンが聴けます。

Hey, brother
この曲でもホーンが大活躍です。オリジナルは不明ですが50sっぽい感じの曲調な気がします。

Soul man
またサム&デイブのカバー。オリジナルほど熱いボーカルではありませんが演奏とライブ特有のノリが十分補っています。

Everybody needs somebody to love
ソロモンバーグのカバーで映画でも印象的だった曲(初めて見た時感動のあまりめちゃくちゃ鳥肌たちました)ここでも観客を煽るようなパフォーマンスで自然と体が動いてしまいます。

Green onions
ブッカーT&The MG’sのカバー。前半はオルガンとドラムを全面にだし、ギターパートはオリジナルよりもブルースロック風のアレンジです

ごちゃごちゃ面倒くさいこと言わずに楽しめるアルバムです。これをお蔵入りしているのは本当もったいないです。