Tower of power Live and in living color (Best live) (1976)
今日はタワーオブパワー初のライブ盤を紹介します。
今回はアルバム紹介が短いのでTOPの経歴を紹介します。TOPはサックス奏者のエミリオカスティーヨとオーボエ奏者のスティーブクプカが中心になってサンフランシスコ近郊のオークランドで「モータウンズ」という名前で結成(メンバーチェンジが激しいので1人1人紹介はしません。というよりできないです)。その後タワーオブパワーに改名し70年にフィルモアデビュー、アルバムリリース。72年にメジャーデビュー。自身の活動だけでなくホーン隊がリトル・フィート、ルーファス、グラハムセントラルステーションの録音に参加。しかし70s後半にパワーダウン。しかし、ヒューイルイスのバンドのホーンセクションとして復帰。(大人数のホーンを売りにしていたアースやクール、シカゴのように変に売れ線に走らなかったから当時は苦しかったと思いますが今見るとかえってよかったと思わないでもないです。)。その後も激しいメンバーチェンジと多少の浮き沈みを繰り返しつつアルバムにライブに精力的に活動しています。
Down to the nightclub
グレイトフル・デッドのOne more saturday nightのファンク版のような曲。一曲目という事で軽い感じですがそれでもファンキーでかっこいいです。
You’re still young man
Down to the nightclub と同じく2ndアルバムに収録されていたバラード。ヒューバードもレニーと同じぐらいいいシンガーなので違和感はありません。
What is hip?
3rdアルバムからの選曲。アルバムバージョンではこれ以上かっこいいアレンジがあるのか?という演奏でしたが余裕でそれを超えてくるのは驚きです。
Sparkling in the sand
1stからの選曲(Knock yourself outもです)。フルートがメロウなバラードです
Knock yourself out
最後は23分のファンクジャム。タイトなリズムをベースにソロを入れたりジャジーになったりスライ風になったりPファンク風になったりするので20分超えにも関わらず一瞬に思えます。
曲数は少ないですがどの曲もかっこいいうえに程よい長さなのでおすすめです。今日はちょっと短いですがこの辺で。
タワーオブパワーの公認ファンクラブのサイト。ディスコグラフィー、バイオグラフィーは必見です。他にもベースマガジン、ドラムマガジン、サックスアンドブラスマガジンのウェブ版にもインタビューが掲載されていて結構面白いです。