Rod Stewart/ Faces. Live coast to coast overtrue and beginners (1974)
今日はフェイセズのラストアルバムにして初のライブ盤であり、山内テツが参加した唯一のアルバムのライブを紹介します。ロッドの5枚目、ロンの最初の2枚のソロアルバム、これはロックとソウルのバランスがちょうどよくてあまりロックを聴かない今でも良く聴いています。
メンバー
ロッドスチュアート:ボーカル
イアンマクレガン:キーボード
ロンウッド:ギター
ケニージョーンズ:ドラム
山内テツ:ベース、タンバリン
It’s all over now
軽やかなピアノとノイジーなギターが印象的な曲。ストーンズのバージョンが有名ですがオリジナルはボビーウォマックが参加していたヴァレンティノズです。
Cut across shorty
ロッドのソロ「ガソリンアレイ」収録。グイグイと引っ張るようなベースと軽快なドラミングがかっこいいです。
Too bad / Every picture tells a story
前半は荒いノリで突っ走るロックンロールナンバー。
Angel
ジミヘンのカバー。オリジナルもジミヘンにしてはかなりソウルっぽいアレンジでしたがフェイセズもテンポを少し落としてはいるもののオリジナルのようにソウルフルに演奏しています。
Stay with me
フェイセズの代表曲。オリジナルよりもラフなアレンジがライブらしくてかっこいいです。
I wish it would rain
テンプテーションズのカバー。アイク&ティナターナーのバージョンに似たシンプルだけどリズミカルなアレンジです。
I’d rather go blind
エタジェイムズやクラレンスカーターのバージョンが有名なブルースナンバー。ズッシリと切なく演奏しています。
Bostal boys / amaizing grace
前者はフェイセズのウーララに収録されていた曲で後者はロッドのエブリピクチャーテルズアストーリー収録の曲。ロンのソロがかっこいいです。(この二曲にストーンズの放蕩息子とアドリブを加えたメドレーはロンのライブ盤にはほぼ必ず収録されています。)
Jelous guy
ジョンレノンの曲ですがダニーハサウェイのバージョンを参考にした気がします。ロッドもロンもR&Bが好きなのでダニーのライブ!を聴いたのかなと勝手に思ってます。