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グノーシアをクリアしました(ネタバレ無し感想)

タイトルの通り、グノーシアをクリアしました〜〜!!
面白くて二日かけて一気にクリアしてしまった…110ループ程度で真エンドまでたどり着いたのですが(大体クリアまで15時間程度かな?)、まだまだ見てないテキストもある事、
男主人公で始めたので女主人公でしか回収できないテキストや、
うまく二人っきりにできず男主人公の恋愛イベントでのテキストをことごとく逃していたり(自力でクリアするまで基本的に攻略は見ない主義)しているので、まだまだグノーシアをやり込めそうです!
こんなに遊べて感動できて3000円だなんてコスパ良すぎるよ〜〜〜!!!


前情報が人狼ゲーム、ただそれだけでした

まさか好みのループものだとは思ってもいませんでした。
ループ物嫌いなオタクおるか?おらんやろがい
というかそもそも、ちゃんと本筋のストーリーがある事すら知らなかった。
ずっと人狼をするゲームだと思っていた。それも間違いではないんですけど。
いや、でも、よく考えてみれば、色んな役職になれる人狼ゲームとループ物の相性の良さって異常ですね!?
それらの要素がうまくSFに落とし込めており、本筋のストーリーの面白さが成り立っている。
真エンドに関しては、まさに、ゲームじゃないと出来ない芸当なので、グノーシアがゲームで本当によかった。これはゲームじゃないとできない。
要所要所に伏線が散りばめられて、ああ〜〜っ!そういう事か〜〜っ!!と伏線を回収していく様が本当に気持ちよかった。ククルシカとか…(そこかい)

これらの伏線や、グノーシアの正体やそもそもの世界観などが、キャラごとの特記事項を埋めていく形で明かされていくのが面白くて
私自身は読み合いが下手で人狼が得意じゃないんですけど(嫌いではない)、早く次の人狼やりたい!次のループに行きたい!という気持ちにさせてくれるのが上手いなと思いました。
また、主人公はテキストのみで存在していてスチルなどでは絶対に体が出ない事、自分で好きな名前をつけられる事でストーリーへの没入感もすごかった。一人称視点だと思ってくれて良い。主人公は”お前”だ。プレイヤーだ。

キャラクターが”生きている”からこそ生まれるドラマチックな展開

特記事項を埋めて行ったり、人狼をやっていく内に、だんだんキャラごとの”思考”もわかるようになって来て、そこを利用していく面白さもありました。
これは皆が皆、同じAIだと出来ないと思うんですよね。キャラクターごとにそれぞれの思考があるからこそなんですよ…キャラクターが生きてる…
それがまた人狼において思わぬドラマチックな展開を呼んだりして、そこがまた面白い、本当に面白い。二回言っちゃう。

例えば、グノーシア(簡単に言うと人狼における狼)になってしまった人間は、グノーシアとしての”使命”を持ちながらも、人としての感情も捨てきれていない為、人を消す事に抵抗があったりするキャラクターもいるんですよ。ただ、人を消す衝動が抑えられないだけで。
これは人狼ではなく、人狼を元にしたグノーシアというゲームだからこそ、そしてそこに生きるキャラクター達だからこそ生まれる葛藤だと思うんですよね。

人狼は簡単に言えば自分の陣営が勝てば「いえ〜い!」ってなれるゲームですが、
グノーシアというゲームにおいては、グノーシア陣営やバグとして勝ってしまった事で辛そうな顔をするキャラや、自らコールドスリープ(すごく簡単に言えば死)を選ぶキャラが居るんですよ。勝ってたのに負けをあえて自ら選ぶ、それがグノーシアというゲームにはある。なんてドラマチックなんだ…
でも次のループではみんな役職が違うし、当たり前だがそんな出来事を覚えていない。
プレイヤーである主人公しかその出来事を覚えていない。
なんてドラマチックなんだ…!!!!!!

なかった事にしたくない。あの子もそう言っていた。私もそう思う。

真エンドまでクリアした今でこそ、慣れちゃったりレベルをあげて物理で殴れるようになったので、あえて特定の人物と勝ってみたり負けてみたりしてテキストを回収していますが、
人狼が得意じゃないからこそ、たまたま生まれた(イベントサーチのおかげもある)その時のループだけに生まれた”キャラクターからの愛”が自分自身の最初のグノーシアというゲームの体験を彩るんだなぁ、と思ったので(本気で騙されたりした上で見る、とあるキャラがバグだった時のイベントとか!!!)
人狼が下手、得意じゃない人にこそグノーシアをやってもらいたいですね!!!本当にオススメです!!!

Switchでグノーシアが買えるリンクも貼っとくからよ(優秀なオタク〜〜〜!!)


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