紅麹と麹の違いを解説する女子高生のコラム

今日はみんなに、ちょっと気になる話題をシェアしたいなって思ってるの。それは「紅麹」について。最近、「紅麹」って言葉、よく聞くよね。特に健康志向の高い人たちの間で話題になってるけど、実は「麹」にも色々な種類があるって知ってた？

まず、心配されがちなのが、「麹」に何か問題があったらどうしようってこと。例えば、塩麹とか、日本酒、お醤油って大丈夫なのかな？って思う人も多いと思うの。でもね、実は「麹菌」っていうのは、色んな種類があるんだよ。

例えば、日本酒やお醤油の製造には「黄麹菌」っていうのが使われてるの。これは、Aspergillus oryzaeって学名で、アニメ『もやしもん』の「オリゼー」ってキャラで有名になったよね。そして、沖縄の泡盛には「黒麹菌」が使われてて、これはAspergillus luchuensisって言うの。さらに、焼酎製造には、白色に変異した「白麹菌」が使われていることもあるんだ。お醤油を造る麹菌はAspergillus sojaeで、大豆タンパク質を分解するのに特化しているんだよ。

黄麹菌は糖分に分解する力が強くて、黒麹菌や白麹菌はタンパク質の分解に優れてるんだって。だから、それぞれ得意なことが違うってわけ。

でも、紅麹菌っていうのもあって、これはちょっと違うの。学名がMonascus purpureusで、アスペルギルスの仲間じゃないんだって。だから、紅麹に何か問題があったって言っても、日本酒や醤油に影響が出るわけじゃないの。塩麹に使われているのも黄麹菌だから、これらの食品はまず大丈夫だよ。

でもね、紅麹っていうのは、東南アジアでは色々な発酵食品に使われているけど、日本ではあまり多くないんだよね。代表的なのが沖縄の豆腐よう。これ、紅麹が生み出す色素によって赤い色をしてるの。他にも紅麹味噌や紅麹甘酒なんかがあるけど、紅麹を使っているっていうのは商品名に出ていることが多いから、こっそり使われているってことはないと思って大丈夫。

ただ、紅麹には「シトリニン」っていう腎臓の病気を引き起こすカビ毒を生成するものがあって、これが問題になることがあるんだ。だけど、基準値を守っていれば大丈夫ってことになっているの。

最近では、小林製薬が紅麹を使ったサプリメントで問題があったってニュースニュースがあったけど、小林製薬は紅麹に含まれるシトリニンを生み出す遺伝子がないことを解明しているから、シトリニンが検出されなかったんだよね。

でも、大事なのはパニックになることなく、事実をきちんと把握すること。紅麹が使われている商品については、商品名にしっかりと「紅麹」って入っていることが多いから、普通の麹を使っている日本酒や醤油、塩麹については心配ないってこと。

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