Vol.010【投資】Seraphimが1年間で50億ドルを宇宙ベンチャ―へ投資
本日は少し前の記事ではありますが、宇宙ビジネスにおけるベンチャー投資について和訳してみたいと思います。
仕事でもよくお世話になっている（≠クライアント）ベンチャーキャピタルのSeraphimさんについてです。
＜記事内容＞50億ドルの投資
最後の四半期のスペーステックベンチャーキャピタル取引の分析が完了しました。2019年3月30日までの四半期で21億ドル、12か月で47億ドルに達しました。
四半期ごとに、四半期ごとの主要な投資に焦点を当てて、過去12か月間にわたってグローバルに宇宙技術セクターへの投資を注意深く観察しています。
スペーステックエコシステムのサブカテゴリを分類し、シード、シリーズA、シリーズBの総投資と平均サイズへの投資を強調しました。
また、米国企業と米国以外の企業の平均ラウンドサイズを比較しました。最新のインデックスは、VC投資家による世界的な継続的な成長を示しています。総投資額は前年比17％増加し、40億ドルから47億ドルに拡大しました。
＜おまけ＞インフォグラフィックに挑戦
上記の素晴らしい実績をインフォグラフィックで纏めてみました。
宇宙ビジネスの製造バリューチェーンで見てみると、金額こそバラつきありますが、個人的なポイントとしては、バリューチェーン全体に分散投資を行っていることだと思います。
勿論、花形と呼ばれる打上げでの投資が圧倒的ではありますが、地上へのダウンリンクや付加価値サービスなどのプロダクトの領域においても投資を行っている、これは宇宙ビジネス全体が盛り上がっていく事を予想した動きだと思います。
あとはいつどのタイミングで市場ができあがるか、これは引き続き注目していきたいと思います。
時系列でも見てみました。
これは、、その時の取引によってバラバラのようなので特に傾向などはなさそうですね。
過去実績や他のベンチャーキャピタルの動きなんかとあわせて見てみると何か傾向掴めそうか。でもそれってキャッチアップ済みの市場感が改めてわかるだけになってしまいそうなのでここでストップとします。
＜おまけ＞SpaceTech Map！！！
これがSeraphimのSpaceTechマップです。ヘビロテ中。
元記事
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