ASH_Tour大阪レポート※ネタバレありver. Part.1
短夜(ミジカヨ)です。ライブ本編の感想と考察書いていきます。(ネタバレなし編で待機列のことなど書きます)
セトリを見ながら感想を述べつつ考察します。
今回はライブを見る前にPostscriptに関する事前考察をしているということで、それの答え合わせも兼ねていきます。
1.快晴、滑走、白南風、Surges
1-1.快晴の感想
快晴から入ってきました。イントロのアレンジが効いており最初はどの曲か分からず、快晴と判明するまでの時間と快晴と判明してからの時間でそれぞれ楽しむことができ、一粒で二度美味しい仕上がりになっていました。快晴ちゃんの顔がドアップで映る瞬間があり可愛かったぞ。
ちなみに私はライブ初参戦なのでOrangestarさんはじめバンドメンバーの顔を見るのも初めてでそこの興奮もありました。Orangestarさんの顔イケメンかつイメージ通りすぎて謎に嬉しかったのと夏背さんかわいいね。
この時点で来てよかったと満足な気持ちになってしまったのだが、ここで気持ちを満たしてしまったがために後々大粒の涙を流してしまうことになります。感情溢れちゃったんだな。
三階席なのに芯から体が震え出し、かつ迫力ある映像に圧倒されてしまったため、一階席の人は一体どうなっていたんだと言う疑問が頭の隅から離れなかったから、一階席の誰か感想教えてください。
1-2.滑走の感想
生で聞くとまた違うね。さっきも言ったけどシンプルに体の内部まで響いてるので「さあ飛び立つぞ!滑走してますよ!」というのがよく伝わってきました。
アルバムの中での印象は次の曲への期待感を高める役割といった感じだったけど、基本的にはライブの中でも一緒。ただ、今回ロゴに飛行機があしらわれているので、滑走は今回のライブでは滑走路から取ったものであるということが明白です。
これは端的にいうと助走であり、次の曲の期待感を大いに高めてくれました。(余談だが、私は歌が入っていない曲だけのプレイリストを作って聞くような人なので滑走は大好き)
1-3.白南風の感想
ここできたか!といった感じ。正直どこで来られても盛り上がれるので、組み込みやすい反面一回しか出せないので予想しにくかったです。が、のちの考察でも語るタイミング的には完璧としか言いようがない配置でした。
その上で、サビのフレーズが繰り返されるので、ライブ序盤の盛り上がりを演出してくれた名曲でした。
ここら辺から涙腺が崩壊し始めてしまったのですが、涙もろくなってしまったなと客観的な自分と泣いてる自分が同居している時間があり、変な気分になってしまったのでとりあえずペンライトを元気に振ることに。
てか、夏背さんの歌う白南風めっちゃいいな。キーボードの澄んだ音と絶妙にマッチして最高でした。
1-4.Surgesの感想
うわー!Surges生歌だ!!!ここで完全に涙腺が持っていかれかけましたが、動画師の性でタイポグラフィを用いたモーショングラフィックスに目が行き、なんとか涙を晴らして映像を注視してました。
全体通してみても最高クラスのMV、最高クラスの演奏、盛り上がりとしては序盤の山場とも言える曲でみんなペンライトを元気に振っていたね。白南風まではチラホラ座っている人もいたけど、Surgesの異様な盛り上がりに立つ以外の選択肢がなくなっていた様子でした。僕の周りの人たちは最初から立っていたので、ファーストペンギンの気持ちが少しわかったような気がします。
ここら辺で夏背さんの歌声がSurgesリリース当初より進歩していることに気がつきました。音の安定感と躍動感が限界突破しており、人間やればなんでもできるんだな。夏背さんありがとう。
白南風→Surgesの流れは予想こそしなかったものの曲調、盛り上がり、後に考察するライブの中での役割的にも最強の流れでした。
1-5.トーク①
Orangestarさんかわいいね。MC苦手って聞いてたけど、苦手というよりは言葉を慎重に選んでる印象で瞬発力がないから苦手に見えるって感じ。まあ彼の曲の中での語彙力と彼が発する語彙力に差がある印象もある。かわいい。
ここで次の曲でコール&レスポンスの予告がされ、会場大盛り上がりでした。僕も人生で一度はやってみたかったから、そういう経験をOrangestarさんのライブでできるなんて……と感謝の気持ちでいっぱいになりましたよ。ほんとにありがとう。先に言うけどめっちゃ綺麗にレスポンスできてこんなにあわせられるんだって感動したよ。ファンの力って、すげー。
1-6.考察
事前考察ではPostscript(=p.s, 追伸)というのは、手紙で言うと結びの文の後に付け足す文章であるとした上で、結びの文を仮定した上でその後に続くPostscriptの内容を考えた。
セトリをみるとPostscriptの前の曲と後の曲で明らかに曲の新旧が分かれていることがわかる。大まかな流れとしてここまで話した序盤(快晴→Surges)、これから話す中盤(Henceforth→Postscript)と終盤(夏色アンサー→DAYBERAK FRONTLINE)で段落が分かれており、ここに後述のPostscriptの意味(Part1では触れません)が込められている。
最初の曲に快晴が選ばれたのは単にメジャーな曲であると言う理由にとどまらず、ライブ全体の構成を支える重要な柱、本ライブの主役Postscriptの前日譚としての採用だと考える。
滑走(前述の通り助走の意味合いが強い)→白南風(歌詞中に"また"というフレーズが多くあり、回想しつつ再出発を思わせる曲)→Surges(急上昇という意味のある英単語)とその後の曲が続いていくことから、ここまでは快晴までの旅が終わり、飛行機に乗り込んでいく様子が想像できる。
ここで、ライブのロゴでもある飛行機はやはりライブの中でも重要な要素として働いていると考える。快晴で旅立ち、飛行機に乗り込んで新たな旅へ向かうところを描写していると考えられ、新たな旅立ちを象徴するような曲として滑走、白南風、Surgesが選ばれている。
まとめると、快晴(前日譚)→滑走〜Surges(離陸、新たな旅の始まり)という解釈である。
つづく
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