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読んでもらう文章のために

誰もが認める結果を出している人たちが
ほぼ同じタイミングで文章術やネーミングの極意について
発信している。

まずは、この方。
近く有料になるようなので、気になる方は速攻でどうぞ。

もうお一方はこちら。
こちらは、そもそもプレミアム(有料)会ですが。。。

自分は、影響力を持ちたいとも持てるとも
思っていないが
自分の発信やメッセージが響く人は
どこかにいると思うので
そこにきちんと届けたいという思いはある。

頑張っているのに伝わってこない、
読んでみようという気にならない
残念な文章に出会うことは少なくない。

私自身、独りよがりにならないように
意識してはいる。
しかし、きっと同じ穴に落ちてしまっている?と思う時がある。

誰もが認める結果を出している人たちの、
熱のこもった言葉。
自分のこれからの文章のために
まとめてみようと思う。

川原卓巳さんは、人を魅了する文章の極意
として5点挙げている。

  1. タイトルと冒頭の文章で9割勝負は決まっている

  2. 一文は短く

  3. 漢字・カタカナ・ローマ字のバランスが重要

  4. 具体的に場面をイメージさせる書き方(五感を入れ込め!)

  5. 読んでもらえることは当たり前じゃない
    読まれない前提で書く

まず、1. タイトルと冒頭の文章。
現代は情報が溢れ、人は忙しい。
この先を読んでみようと思わせるには
導入はキャッチーであること。
長いYou Tubeよりも短くてインパクトのある
Tik Tokに人気が出る現代。
山下達郎さんはインタビューで、
今はイントロが長い曲は難しいと言っていた。
とにかく導入部分で惹きつけろ!なのだ。

タイトルについては、西野さんがネーミングの方法について解説している。
その①撞着語法(どうちゃくごほう)。初めて聞いた言葉だ。
相反する複数の言葉を連結させる方法。
おそらく、ナニ?と想像力をかき立てて、
ヒトの興味関心をひきつけるのだろう。
「夢と金」はこの好例。

そして、②商品やサービスの内容の説明を
タイトルにしてしまうこと。
例は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
  『マネジメント』を読んだら」
ついつい見栄えや耳触りのいいタイトルを
選びがちだが、それは名付け側のエゴだと、
西野さんはバッサリ。
タイトルや商品名を変えただけで、
同じものでも売上や注目度が
全く変わることもある。

次に、「一文は短く」。
たしかに、一つの文章が長いとわかりにくい
だけでなく、その先に読み進めようとする
気を削がれる。
よく翻訳物で、苦しそうな文章を見かける。
苦しいのはわかるのだが、
読む方も苦しくなってしまうのだ。。。
ただ短くすればいいというものではないが
読む気にさせる文章は読者を疲れさせない。
要点は抑えつつ、簡潔に。
これ、ビジネスメールにも通じることだ。

3番目は「漢字・カタカナ・ローマ字の
バランス」。
最近、これはかなり意識している。
それまでの自分の文章は漢字が多かった。
読みやすい文章をよく見てみると、
全体のバランスを見ながら
漢字とひらがなを使い分けている。
文章の全体の視覚情報から
受ける印象は大きい。
ローマ字が多すぎるのも読みにくし、
全てはバランスだ。

4番目は「具体的に場面をイメージさせる
書き方」
たとえば、色彩を感じたり、
風や熱を肌で感じたり、
音が聞こえてきたり。
読み手のイメージを広げることで、
関心を惹きつけて
その先へ読み進めてみようと
誘惑するのだ。

最後の「読まれないことを前提に書く」
これはちょっと意外だった。
次の文章を読ませるために、前の文章がある。
それを最後まで繰り返して、
なんとか最後まで
読んでもらえる・・・かもしれない
というのが、
現代のオンライン上の文章の性だと
川原さんはおっしゃっている。

書き手のことを全く知らない人が
文章を読んで、興味を持って、共感して、
信頼して、お金や時間を使って、
その人から
商品やサービスを購入しようと
思ってもらうのは
考えてみれば、奇跡かもしれない。
だから、読んでもらえないことが
前提と思って、文章を書きましょう
ということだ。

なるほど。とても深い。
文章を書き続けていく上で、
これらの点を意識するかどうかは、
のちの結果に大きな差が生まれるのは
間違いないだろう。

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