Ingressと他趣味の相乗効果
この記事はIngress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2023の9日目です。
まえがき
突然の質問ですが、Ingressのアノマリーの開催地と日時が発表されたとき、みなさんはまず何をしますか。
宿の予約ですか?休暇の申請ですか?地図の確認ですか?
ちなみに私はプロ野球の試合日程の確認です。
自己紹介
さて自己紹介が遅れました、miz99です。
ふだんはENLやきう(@EnlYakiu)という、野球好きが集まるイロモノチームでのんびりやらせてもらっています。
ところで、チームの活動報告の投稿が、ENLの広報アカウント(@Enlightened_PR_)よりバズっていたのは良いんでしょうか。
アノマリーに行くための口実を作る
私のプロ野球との向き合い方
先ほど「野球好き」であると自己紹介しましたが、別にプロ野球チームの本拠地がある都道府県に住んでいるわけではなく、地元で開催されるのは年に1回あるかどうかのレベルで、基本的にテレビ中継やネット配信での観戦です。
球場観戦したいなぁ、って思ったら新幹線に乗って遠征という形になります。なんなら試合の観戦チケットより新幹線代(片道)のほうが高い。ナイターなら宿泊必須だし、移動費がもったいないので最低2泊はするし。
アノマリーとお金
泊りがけで遠方のアノマリーに現地参加した経験がある方ならわかるかと思いますが、まぁアノマリーにかかるお金って交通費や宿泊費がかなりの割合を占めるじゃないですか。しかし特にこれと言って、アノマリーに向けて積立貯金とかをやっているわけでもないので、お金が出ていくときはある程度まとまった額が出ていくので、真面目に考えないようにしてます・・・。
ひらめいた
ここまでの内容を整理すると、
趣味の野球観戦(現地)にはお金がかかる
Ingressのアノマリーに現地参加したいけどお金がかかる
それぞれ別々に行ってると、いくらお金があっても足りない
この問題を解決する方法を考えた結果、「Ingressのアノマリーで行った先で野球観戦すれば一石二鳥」もしくは「野球観戦のついでにIngressのアノマリー参加すれば一石二鳥」という結論が導き出されました。交通費と宿泊費の共通化。かしこい。
神戸アノマリー振り返り日記
かなり前振りの話題が長くなりましたが、「まえがき」のところで触れていた、アノマリー関連の発表があったら私がまず行うのが「プロ野球の試合日程の確認」というのはそういうことです。なんとかアノマリーとプロ野球観戦を1つのスケジュール内で共存出来ないだろうか、という観点で日程とにらめっこするので。
計画立案
上田アノマリー(不参加)が終了し、エージェントの関心が神戸アノマリーに移りつつある6月下旬、こんな計画を立てていました。
(アノマリーの日程自体は以前から発表されていましたが、実現可能か本格的にシミュレーションを始めたのがこのあたり)
今回の遠征のコンセプトは「まだ行ったことのない球場に行ってみる」としました。日程とにらめっこした結果、神戸から近い甲子園球場と京セラドーム大阪、帰宅方向の途中下車で寄れるバンテリンドームナゴヤの3箇所を回ることにしました。
このとき、甲子園(阪神vs巨人)のチケットは約3ヶ月先ですが、すでにシーズン全日程を対象に発売されていたこともあり、とりあえず買っとくかのノリで買いました。
京セラ(オリックスvs楽天)は、「ENLやきうチーム」数名でのグループ観戦企画があったので代表者におまかせ、バンテリン(中日vs広島)は試合1ヶ月前ぐらいにならないと発売されないので後回しという感じになりました。
甲子園での観戦にむけて
9月に入ってから特に応援しているチームが居ない、セ・リーグの結果が気になるようになりました。いろいろ調べてると観戦予定日の1週間前くらいから、阪神の最短優勝日が私の甲子園観戦予定日である9月14日(木)という感じに。
当然、どこのチームであれ、優勝決定試合を現地で見る機会なんてそうそうないのでどうせなら見てみたいなぁと心のなかで思っていました。ただし、1位阪神が負けて2位広島が勝ったりすると、その時点で最短優勝日が9月15日以降になる、という感じで1週間もあればさすがに1回はそういうことはあるだろうし、直接対決の3連戦もあるし正直厳しいかなと思っていました。
甲子園でアレを目撃する
結局、阪神は優勝までのマジックを1とし、私の甲子園観戦日である9月14日(木)を迎えました。
転売目的なのか、チケットが10倍や20倍以上の価格で仲介サイトに売りに出されてて、10万円超えとか20万超えとか普通にありました。中には100万円超えもあり、なんかもう狂った世界だなと思いました。私は5000円の定価で買ったのですが・・・。
もし売れたら今回の旅費、ぜんぶ賄えるじゃんとは思った(電子チケットだし無理だけど)
そして結果はみなさんご存知の通り、この試合に勝利した阪神タイガースのリーグ優勝(いわゆる「アレ」)となりました。
終わってみれば最後は11連勝でのリーグ優勝、一般的な強いチームでも2勝1敗ペースで好調と言われるくらいのに11連勝って異常ですね。
結局、何が言いたいんだこの記事
アノマリー振り返り日記と言いつつ、ただの野球観戦記になってしまいました。大変申し訳ございません。
言いたかったのは「Ingressのついで何かをする、何かをするついでにIngressをする」という考え方ってアノマリーの現地参加のハードルを下げるために有効なんだなということです。
例えば、他の位置ゲーを並行して進める、サウナ巡りをする、地ビールを飲みに行く、家族サービスでテーマパークへ行く、普通に観光する、なんていう動機で良いんです。
そのうちの半日だけ、Ingressというアプリに時間を割いてもらえると、ちょっとだけ旅の楽しみが増えるような気がします。
あとがき
Darsana Prime Tokyo前の出来事
Ingressと野球観戦のセット旅行、実は今回が初めてではなく以前の東京アノマリーでもやってたりします。その時はその時でイチローの引退試合を目撃するというやつでした。
試合中に「イチロー引退」のニュース速報が電撃的に流れ、スマホでその速報を見た観客から少しずつ球場がざわつき出して、そのざわめきでスマホを確認した別の観客がざわつき、そして最後は球場全体がざわついた光景を今でも思い出します。
那覇アノマリー
先日、2024年5月18日(土)に那覇でアノマリーが開催されることが発表されました。第一報を目にしたときは「5月!?那覇!?本拠地にしている球団は無いし(琉球ブルーオーシャンズ?そんなものは無かった)、2月だったらオープン戦ならあったかもしれないけど・・・」と思いながらも、相変わらずプロ野球の公式戦の日程を確認しました。
そしたらあるんですね、14日(火)と15日(水)に公式戦が。(発表されてから、ここまでわずか1時間半弱で調査完了)
水曜日の試合を観戦するにしても、アノマリー当日からすると少し離れていますが、まぁ那覇まで飛ぶような人たちからすると誤差みたいなものでしょう。
ちなみに私ですが、さすがに那覇は遠いのでお留守番の予定です。
しかしながら、同志が那覇の地に降り立ってくれると思います。
それではまた、どこかの球場でお会いしましょう!