「ティファニーワンダー展」レポ
知人から「ティファニー展の招待券をもらったので一緒に行かないか」とお誘いを受け、
ティファニー展へ。
こういったブランドの展示会に行くのは初めてだったが、
とても良かったのでレポとして残していこうと思う。
そもそもティファニーワンダー展とは?
ティファニーの歴史と伝統を巡る展示会。
約500点以上の作品の展示がされている。
4月12日(金)から虎ノ門「TOKYO NODE」で開催されている。ティファニーの187年にわたる職人技と創造性の歴史と伝統を讃える感動のエキシビション。
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8階からエレベーターで上がって会場のある45Fへ。
至る所にあるティファニー展の広告を見てワクワク感が募る。
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45Fに上がるとまず見えるのは、大きな鳥の展示。
「バード オン ア ロック」と言う名称を持っていて、
半世紀以上にわたってティファニーの喜び、自由、
そして新たな可能性への象徴であり続けているそう。
今回の展示でも様々な場面でこの「バード オン ア ロック」が登場していた。
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バード オン ア ロックの歴史
https://www.tiffany.co.jp/high-jewelry/jean-schlumberger/bird-on-a-rock/
「バード オン ア ロック」の展示を見た後は、
入場券を提示してティファニーワンダー展へ。
スーツの似合うイケメンスタッフさん達を横目に、
電灯で彩られた入口から中へ入っていく。
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中に入ると最初に目に飛び込んでくるのは大規模な映像展示。
アクセサリー展示から始まるかと思いきや、
予想だにしないデジタル展示でワクワク感は最高潮に。
同時にこれはただアクセサリーを見るだけの展示会ではないな...?と感じた。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141168008/picture_pc_e0f36eb9016b58cd034b4875fa50875d.png?width=800)
映像が終わり、先に進むとティファニーの歴史を巡る展示に。
時代を超えて愛されるティファニーのブルーボックスや
1845年から始まったメールオーダーカタログの
ブルーブックがジュエリーと共に展示されている。
このティファニーのイメージカラーであるブルーは、
幸せを運ぶ鳥「コマドリ」の鮮やかな青色の卵に由来しているそう。
これからティファニーのブルーを見かけたら幸せな気持ちになれそう🐣
🕊️余談🕊️
最初に出てきた「バード オン ア ロック」も
このコマドリを起源として考えられたのかなと思ったんだけど、
調べてみると「バード オン ア ロック」は
アーティストであるシュランバージェが
旅先のアジアと彼の愛する故郷のカリブ海のグアドループで出会った
黄色いオウムに着想得て作ったデザインだった。
同じ鳥でも違うのかあ。制作されたタイミングもデザインした人も違うからそれはそうか。
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ティファニーの軌跡
https://www.tiffany.co.jp/world-of-tiffany/the-world-of-tiffany-timeline/
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141170683/picture_pc_e470bb050ce98c1d3798c89bb90bcfb1.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141170968/picture_pc_676296e12421277d6ff95b2ac12dac82.jpg?width=800)
ティファニー ブルーボックス
https://www.tiffany.co.jp/world-of-tiffany/blue-box-story/
さらに進むと、広い空間の真ん中に佇むティファニーの青いビルの展示や、
それを取り囲む時計やブレスレット、ブローチなどの
様々なジュエリーが目に入ってくる。
普段はあまり見られない大きさの宝石を施したジュエリーや、
カエルやトンボ、花などの多様なモチーフのジュエリーは見ていてとても楽しかった。
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次に進むと、ティファニーの著名なデザイナーとそのデザイナーがデザインしたジュエリーや、
日本のデザインと融合したインテリアなどの展示に。
実際のジュエリーに触れられるコーナーや、
クラフトマンによるダイヤモンドの研磨の実演などもあった。
ダイヤモンドの研磨はあまり興味がなくて流し見程度でしか見ていないけど
せっかくの機会だったのにもったいなかったかな。
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そして私が一番感動したエリアに突入。
アートな表現と共に展示された数々のジュエリーが来場者を出迎える。
海の生き物をモチーフとしたジュエリーが
海中を舞台とした空間に幻想的に展示されていたり、
立ち止まることを促すように「STOP」を表した赤く点滅する手に
ジュエリーが展示されていたり.......
これらを見て、
ジュエリーはただ「着飾るためのもの」ではなく、
表現の可能性を持った「アート的なもの」でもあるんだなあと感じて、
私の持つジュエリーの概念が覆った感じがした。
感動しすぎてずっと眉毛が垂れ下がっていた、、、
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さらに先に進むと、
「ティファニーで朝食を」の映画の一部が上映されていて、
回るシートに乗りながら映像を見ることができた。
(私はこの映画を知らなかったので
これから見てみようと思う。😖)
ちょうど足も疲れていたので、優雅な気持ちになりながら
シートに座ってゆっくりと映画や展示を鑑賞。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141181303/picture_pc_c1ecdc24700de27cd58f86e8799aa603.jpg?width=800)
ティファニーで朝食を
https://g.co/kgs/LA6pzUw
さてそろそろ出口かな、と思いきやさらに展示は続く。
映画展示の先には
どこか日本の桜と祭りを感じるような空間が広がる。
中心に展示されたたった1つの指輪が桜のピンクに照らされ輝いているのを見て、思わず感嘆してため息が出た。
提灯に手をかざすと提灯が光を放ち、さらに幻想的に。
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その次のエリアでは一面に広がるダイヤモンドがお出迎え。
キラキラと輝くダイヤモンドに囲まれて、
なんだか圧倒された気持ちになった。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141183071/picture_pc_e739fc104f0bccb2ebe2ce26bc02da2b.jpg?width=800)
最後は映像と共に
ジャン・シュランバージェが初めててがけたバード オン ア ロック ブローチの展示が。
優雅に羽ばたく「バード オン ア ロック」に囲まれたイエローダイヤモンドが輝きを放っていて、神々しく綺麗だった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141183438/picture_pc_318a66c1a04988d22d31e86ff31870e7.png?width=800)
大充実のティファニーワンダー展。
ワンダーという名前は「素晴らしいものを見たときの感動」を表しているそうだけど
本当にまさにその通りの感動が得られる展示会だった。
最近は美術館(主に絵画中心)巡りにハマっているが、
今回のような絵画以外の様々な展示会にもどんどん行ってみようと思う。
終わり。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141184197/picture_pc_e388ca77b7a513460ce04ff0efb2e48f.png?width=800)
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