きらきら☆ピアス

みゆです。

うーん、すごいタイトル。

アイドルの曲かいな？って感じですね。私としたら、どちらかと言えばレキシのきらきら武士のイメージですけど。

でね、ピアスの話です。

私はアクセサリーが好きですが、今日常的に着けているのはピアスだけです。ピアスも揺れるタイプの物やアメリカンピアスが好きです。耳元できらきら揺れてきれいなんですよね。髪が長かった頃はピアスを通さない事も多かったのですが、ショートにしてからは毎日何かしらのピアスを着けています。

小さい頃からなぜか「金属アレルギーが怖いから、アクセサリーは１８金かプラチナにしなさいよ」と母に言われていました。だから、大人になってから買うアクセサリーは金（１８金か１０金）、プラチナ、シルバー、それに加えてピアスだとチタンかステンレスを選んだりしています。特にピアスだと金属アレルギーが怖いので、素材はちゃんと選ぼうと思っています。

私がピアスの穴を開けたのは２０歳になってからでした。それ以前から興味はありましたが、母に体を傷つける様な事（整形やピアスの穴を開ける事）はするなと言われていて、ずっとためらっていたからです。

当時働いていた会社の仲がいい先輩がピアスデビューをしました。セカンドピアスを買いに行くから一緒に来てという事でジュエリーショップでピアスを見ていたら、すごくきらきらでかわいくて私もピアスしたいなという思いが強くなりました。

春になって中途入社してきた、後に私の親友になる子もピアスをしていて、私のピアス熱も高まる一方でした。それでも、どうしようか悩んでいる時にあの都市伝説を知るのです。

ピアスの穴から出ていた糸を引っ張ると、それは視神経で失明しちゃった

という有名な都市伝説です。

嘘か誠か、その話は信憑性をもって語られるのでした。ピアスの穴開けたいけど、糸出てきたらどうしよう、マジで失明するのかなとか、今思えばおかしいのですが当時は真剣に悩んでいました。

そして私はその会社を退社して、転職しました。転職先の会社は平日が休みでした。平日に連休になり、正直ひまを持て余す私。そして、私はついに決意しました。ピアスの穴を開ける事にしたのです！

自分で開けるのは怖いし、痛いのは嫌なので病院で開ける事にしました。皮膚科に行って、ピアスをしたいと伝えるとどこに開けますか？と聞かれました。今、少し後悔している所なんですが、その時開けた位置が少し上だったんです。もう少し下に開けておけば良かったなぁとそれだけが悔やまれます。女性の先生は、じゃあいきますよーと言いその瞬間耳元でバチンと音がしてピアスが通りました。その後もう片方も無事に通り、私もピアスデビューしました。

とりあえず、１か月間は消毒をしながら着けっぱなしです。親には内緒で開けたので、家にいる間は髪を下ろして見えない様に過ごしていました。でも、そんな目論見は見事に外れ３日程でバレてしまいました。

「あんた、ピアス開けたね？」と聞かれて「え、えぇ。まぁ・・・」と笑ってごまかし事後報告です。開けてしまったものは仕方ないし、いい顔はされなかったものの、この件はなし崩しになりました。

しばらくしてセカンドピアスを買いにジュエリーショップに行きました。行った先は「銀座ジュエリーマキ」です。なぜにマキかというと、割と近い所にお店があったから、前に指輪を買った事があるから、夜中にＣＭがバンバン流れていたからという理由です。

その頃私はルビーが好きでした。今もルビーは好きなんですけど。

選んだピアスは、中心のルビーの周りを小さなダイヤで囲んだお花の様なデザインの１８金のものです。本当にきらきらで、とってもかわいいピアスです。今ではそんなかわいいの着けられません。

きらきらピアスを早く着けたいなと思いながら、地道に消毒を続け１か月が経ちました。いよいよファーストピアスを外す日が来ました。ファーストピアスは軸が太く、キャッチも固いのでけっこう外すのに力がいりました。外してみると、当然の様に穴が開いています。

早速、きらきらピアスを装着です！けれど、ピアスはなかなか通りません。やっぱり怖いので真っすぐ刺せないのです。斜めに入ったりで悪戦苦闘する事３０分以上。やっと片方入りました。そして、もう片方もちょっともたつきながらもなんとか通せました。

赤いルビーに小さなダイヤのピアスが耳たぶにちょこんと着いていて、それが日にかざすときらきら輝いて、とてもキレイでした。

それからは、すんなり通す事ができて、耳から糸が出る事も無く耳元のおしゃれを楽しんでいます。一度右耳に２つ目の穴を開けましたが、しばらく通さなかったら人体の不思議さで塞がってしまいました。途中までは通るので流血覚悟でエイっとやればまた通るのだと思いますが、もう痛いのは嫌なのですよね。

私は、落として無くすのが怖いのでピアスは手頃な価格の買いやすい物を選ぶので、かわいい物を見つけるとついつい買ってしまいます。時々整理して使うものだけを残しながら、少しずつ増やしていっています。場所を取らないから、収集欲を満たすにはピッタリだなぁと思います。これからも私は自分に似合うデザインのピアスを少しずつ集めて、着けていこうと思います。だって、いくつになってもきらきらでかわいい物が好きだから。