外来看護師とは?初めての外来勤務に向けてわかりやすく解説します!
看護師のみなさん、外来で勤務をした経験はありますか?
私は、長女と長男を出産し育休明けから、総合病院の外来で計8年勤務をしました。
当時、外来の配属が決定した私は、外来看護師がどんな仕事内容なのか分からず、不安な気持ちでいっぱいでした。
そこで外来の仕事内容や役割などを含め、外来看護について紹介していきます。
外来看護師の仕事内容や役割
外来看護師は、通院患者さんの検査や診察などがスムーズに進行するための役割が求められます。
そのための仕事内容について、下記の4点をお話していきます。
①医師の診察サポート
外来看護師の業務は、医師と連携しながら、診療のサポートをすることです。
通院患者さんの状態を把握し、優先順位を考慮した診察の順番を決め、介助を行います。
定期受診以外の患者さんは情報収集をし、医師へ情報の共有をし、診察前の検査の有無を確認します。
外来は、短時間で患者さんの状況をアセスメントし、医師との連携をするスピーディーさが求められる部署です。
②患者さんへの説明や生活指導
外来看護師は、治療の内容が変わった時や治療内容の確認、患者さんや家族からの相談など、患者さんへの説明や指導を行っています。
診察後に実施することが多く、医師には聞きにくいことなどをサポートする役目もあります。
外来看護師は、患者さんが在宅で療養生活を送るための助言や支援を行います。
③事務業務
通院患者さんや他部門との電話対応や事務作業を行うこともあります。
電子カルテを導入していない場合は、書類の整理などをすることもあります。
物品の整理整頓や補充、環境整備などの業務を行うことが多いです。
④他部門との連携業務
外来受付や他の外来、病棟、他の部署など、様々な部門と外来看護師は調整をする役目があります。
通院患者さんは、診察だけでなく検査や複数診療科の受診、緊急入院などが生じることがあります。
外来看護師は他の部門の中心となり、連携業務をしながら、通院患者さんの診察を行います。
外来で働く看護師のメリット・デメリット
外来のメリットとデメリットについて、簡潔にまとめてみました。
外来看護師のメリット
残業が少ない
土日祝日が休み
身体への負担が少ない
勤務は日勤のみで、夜勤はない
ポイントを抑えた素早いアセスメントができるようになる
外来看護師のデメリット
平日の休みが取得しにくい
患者さんとの関りが浅くなる
クレーム対応がストレスを感じる
残業や夜勤手当がないため、給料が低くなる
外来勤務はこんな看護師におすすめ!
外来の仕事内容から役割、メリット・デメリットなどを考慮し、次のような方は外来勤務がおすすめではないでしょうか?
実際に勤務をしている方は、育児や介護、腰痛持ち、夜勤ができないなどの理由が挙げられていました。
まとめ
外来看護師は、診療介助の業務がメインです。スピーディーで的確なアセスメント能力が求められます。日勤のみの勤務を希望している方に適していると思います。
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