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ヴィーガンを勉強することでわかった「卵」が置かれている現実

こんにちわ♪ 古賀未結希(こがみゆき)です。

女性として綺麗でいるために「食」に対してはこだわろうと努力をしています。最近はよく聞くことが多い「ヴィーガン」についても少しづつ勉強しはじめました。

先日は株式会社GIVERを経営している女性起業家兼、ヴィーガンアドバイザーの土井あゆみさんのヴィーガンセミナーを受講しました。土井さんは「思い描いた理想をすべて手に入れる生き方」の書籍もご出版されて大ベストセラーになってらっしゃいます。 女性としては誰もが憧れるライフスタイルを送ってらっしゃいます。

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https://www.instagram.com/ayumidoi_collection/ 
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/ayumidoi/ 

学んだことはものすごいありましが、特に知らなかったのが何気なく摂取していた「卵」が置かれている現実でした。

卵は人間の身体にとても必要なタンパク源が豊富なので是非摂取したい食材なのでわたしも積極的に摂っていました。

しかし、近年卵アレルギー増加が著しくなっており、土井さんもアレルギーに悩まされたようです。わたしも昔はそこまで多くなかったのに何故だろう?といつも不思議に思ってました。


🔶卵が置かれている現実

卵は皆さんもご存知の通り鶏が産む卵です。その鶏がどのように飼育され、どんな餌を食べさせられているか知ってますか??わたしもお恥ずかしながらヴィーガンの事を勉強をするまで知らなかったです。

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スーパーに売っている激安な卵。

安いし料理の使いまわしがとっても便利な食材なのでつい手に取って購入していました。日本の卵の消費量は世界でもトップクラスで、一人当たりの年間消費量は300個以上、つまり国民全員がほぼ毎日1個食べている計算になります。意外にも日本人はアメリカやカナダ、ヨーロッパ諸国、中国の人たちよりもずっとずっとたくさんの卵を食べているようです。

そもそも、私たちの食べている卵は人間の女性でいう生理に近い排出物です。では卵を食べることで命を奪っているわけでもない(一般的に売られている卵は無精卵のため。)のに、なぜヴィーガンの人は卵の摂取を避けるのでしょう?

一般的な鶏卵の飼育環境として、鳥たちは狭いケージに閉じ込められていて、一生羽を広げることもできないとのことです。

そんなストレスだらけの狭いケージの中で自分自身や周りの鳥たちを傷つけては困るので、雛のうちにくちばしはカットされる(デビークと呼ばれる処理)。本来鶏はそのくちばしで土を掘って餌を見つけたり、物を運んだりと、人間でいう指先の様なパーツであるにもかかわらず、麻酔なしでこの処理は行われるようです。

この狭いケージでの飼育は欧米では禁止される傾向にあり、大手チェーンのスターバックスやマクドナルドも国によっては平飼いの卵(「フリーレンジエッグ」「ケージフリーエッグ」と呼ばれる)のみを使用するようシフトしていくことを発表しているくらい深刻な問題です。

そこで提案頂いたのが「平飼い」の卵でした。

🔶「平飼い」卵とは??

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日本で「平飼い」を実施している養鶏所は全体の10%に満たないようです。「平飼い」はケージがなく外の自然のスペースがある状態でのびのび育てる方法です。

平飼いでない卵はゲージに囲われ身動きが取れないほど狭い敷地内に鶏たちが詰め込まれている場合も多いです。

オスの雛は卵を産めないので、生まれてすぐシュレッダーやごみ袋へいくそうです。採卵用の鶏の前身とされる野生の鶏は1年に20個以下の卵しか産まなかったのに対し、採卵用に品種改変された家畜の鶏は300個以上、つまりほぼ毎日卵を産む。卵巣へのダメージはもちろん、卵の殻を作るのにたくさんのカルシウムを使用するため、骨が大変もろかったり、骨の病気になってしまう鶏が多いようです。ケージの中の鳥たちは歩けるスペースも与えられていないので、骨折して歩けなくても卵さえ生んでくれれば良いという考え方なのかもしれません。

この鶏たちの寿命は通常に育てられていれば8~10年ほどですが、産める卵の数が少なくなったり、質の悪い卵を産むようになると処分されてしまいます。その結果、私たちの為に卵を産んでくれている鶏たちの寿命は1年半~2年ほどです。女性として想像するのも恐ろしいことですが、人間に例えると、生理が来なくなり始めたら存在価値がないので死刑ということです。。。。人間に例えるとものすごく怖いことですが私達が知らないところで行われている現実のようです。

エサとして大量の抗生物質が与えられ、それでも鳥インフルエンザなどの感染症にかかったら、少なくともその養鶏所中の鶏たち、多ければその養鶏場から半径数キロメートル内にいる鳥たち全てが殺処分されてしまいます。

🔶私たちができることは??

上記のような理由を知ったら出来る限りどうしても卵を食べたい場合は「平飼い卵」に変更するなど工夫を私達1人1人がするだけで環境を少しでも変える事ができるのではないでしょうか???

確かに「卵」は栄養価は高いかもしれませんが、卵からしか取れない栄養素はありませんし、安いには上記のような悲惨な飼育環境があります。みなさんご存知の通り、卵は他の食材とは桁違いの高コレステロール食品です。もしバラエティ豊かな植物性の食材が手に入る環境で暮らしているのであれば、わざわざ卵を食べる必要は無いように思います。食べるとしてもスーパーで+100円程度上乗せすれば平飼い卵を買うことができます。

知ってると知っていないだと全く違うので改めて学ぶ価値を土井あゆみさんのヴィーガンセミナーで学ばせて頂きました。大感謝です。

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