ナチュラルなポートレートのために
先日、「女子未来大学×TWSA studio特別授業 私らしさを磨くセルフブランディング・アドバイス&フォトシュート <想いを磨き実現する学部>」の授業で、ポートレート撮影をさせていただきました。
授業では、セルフブランディングについての説明ののち、女子未来大学の猪熊真理子さんのアドバイスに沿って、参加者ひとりひとりが自分のなりたい姿を明確化しました。
①なんのためにブランディングするのか(目的)
②どんな人として知られたいか(役割・強み・イメージ)
③どんな人に知ってもらいたいか、どんな人の役に立つのか(ターゲット)
参加者の皆さんのなりたい姿をビジュアル化(=プロフィール写真)するためには、自分の行きたい方向性がしっかり決まっていることが、本当に重要で。私も上の3つは聞かれたらすぐに答えられるようにしようと思いながら聞いていました。
撮らせていただいたのはこちら。
お仕事を連想させるものから、ブログやウェブサイトで自由につかっていただけるようなものまで、何パターンか撮影させていただきました。
私がポートレート撮影をする時に気をつけているのは、いわゆる証明写真にならないようすること。(良い悪いではなく、あくまで使用用途の違いね。)
私が依頼されるのは、その人らしい雰囲気を纏ったナチュラルな写真です。誰だかわからないほど加工された写真や、その人の日常からかけ離れた服装(普段カジュアルなのに、写真だけスーツでびしっと固めている、など)や決めすぎの表情よりは、写真を見てその人の魅力が溢れるような、人間らしさを感じるものがいいなあと、私自身も思っています。
意識的に、証明写真寄りと雑誌や写真集のイメージを自由に行ったり来たりできるといいですよね。
ちなみに、何が証明写真との差になるのかというと、
①写真全体の柔らかさ
②ポージング
③表情
かなあ。
①写真全体の柔らかさ
写真の柔らかさがどこから来るかというと、絞り・背景の雰囲気・光あたりでしょうか。光がのっぺりしてしまわないように、特に気を使っているかな。
②ポージング
どうしても正面や斜めを向いて手を前で組んでいると、証明写真になりがちです。ナチュラルなイメージにしたい場合は、動いてもらったり、リラックスした雰囲気のポージングをしてもらってます。
③表情
これ、大事。リラックスしてその人らしい表情を出せるような、雰囲気作りをこころがけてます。相手にリラックスしてもらうには、まず自分から。相手に心を開いてもらいたければ、まず自分から。相手の人の、どんな心の揺れも受け止めるぞ!という気持ちで、地面にしっかり足をつけるイメージ(グラウンディングっていうのでしょうか?)で、だけどどんな事にも対応できるよう、ふわふわ軽く漂うようなイメージで撮ってます。(最後に謎の心の持ちよう的アドバイス…!笑)
※許可をいただいた方のお写真を掲載しています。
▶︎Instagram やってます
https://www.instagram.com/uriphoto
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