エネルギーに合う場所

数日前から娘を、保育園に預けはじめました。

今までも撮影のときには、一時保育や託児所にあずけていたのだけど、今回お願いすることにしたのは、自然の中で保育をしてくださるところ。

毎日森へ散歩に行き、急な山道を登り、藤づるのブランコであそぶ。雨でも雪でもカッパを着て外へ。おもちゃや遊具はなく、自然の中で身体をいっぱいに動かしてあそぶスタイルです。

体験入学を2度して、私も一緒に森の中へ行きました。
園舎を出て、畑や田んぼのある道を歩くと、近くに山々が臨めます。その場所はとっても開けていて気持ちがよく、つい深呼吸してしまいます。ハイジがペーターとアルムの山々が見渡せるお花畑に行ったとき、こんな清々しい気持ちだったのかなあなんて、想像してしまう気持ちよさです。

森では、私は上を見上げて、木々が風に揺れ、木漏れ日がチラチラと顔をなでるのが好き。

子供たちは、自分の背の何倍もの高さの木をするするとのぼっていきます。

木の実を集めるのに夢中な子もいれば、2メートルくらいの太い枝を集めて立てかけて、秘密基地をつくっている子も。

ここに通うようになって、娘にも変化があらわれるように。
朝も晩もよくごはんを食べ、ぐずぐず泣くこともなく、精神的に落ち着いたように見えます。すっごく楽しそうにケタケタ笑っています。

今日もお迎えにいくと、近くの畑の方からいただいたという大きなリーフレタスを懸命にかかえ、満面の笑みで私のもとへ。「はたけから、はこんできたの！」と得意げです。

明日はかまどでごはんを炊いて食べる日なんだって。楽しそう！

3歳という活発なとき。
私と一緒に過ごす日は、毎日外をお散歩してはいたけど、きっと、やっぱりちがうんだろうな。私では付き合いきれないパワーを持ってるから（険しい山道だって、子供たちの方がするする登ってく！）

娘のエネルギーを、いい形で消化できる場所に出会えたのかなと、うれしく見守っています。