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十二月大歌舞伎初日〜歌舞伎に出逢えたことに感謝。

西暦2022年12月5日(月)
旧暦霜月十ニ日
小雪
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

十二月大歌舞伎
十三代目市川團十郎白猿襲名披露
八代目市川新之助初舞台
初日を迎えました。

昼の部
一、鞘當
ニ、京鹿子娘二人道成寺
鐘供養より『歌舞伎十八番の内 押し戻し』まで
三、歌舞伎十八番の内 毛抜


夜の部
一、口上
ニ、團十郎娘
三、歌舞伎十八番の内 助六由緣江戸桜



昼夜通しで、三階席から拝見。

歌舞伎の見どころはこちらから
歌舞伎美人👇
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/770#timetable

三階席は、花道が舞台に近いところしか見えないので、
ちょっと寂しい感じがする場面もありますが、
舞台全体を見ることが出来るので、1回目は三階で観ることが多いです。

祝幕も新しくニ種類お目見えして、お祝いムードが続きます。


十一月とは演目が変わり、雰囲気も一変しています。

昼の部は、團十郎さんが出る時間自体は短いのですが、
押し戻しのお衣装を新しく作られたとのことで、
以前のものより
襲名披露に相応しい、華やかなムードがありました。

歌舞伎は衣装も楽しみの一つです。

そして、楽しみだった史上最年少の八代目市川新之助丈の『毛抜』
さすが成田屋さんのお家の芸。
新之助さんらしさがうまく出る演出と演技で、
楽しくおおらかな舞台を楽しむことが出来ました。

夜は市川ぼたんさん。
女性が歌舞伎座で演目を演じるのは60年ぶりとか。

今日は、ぼたん〜新之助姉弟が、歌舞伎の新しい歴史を作り出しました。

お父様の團十郎白猿さんは、言わずもがな、、、
押し戻しはの荒々しいさから、
助六の色気まで、十二分に楽しませていただきました。

助六由緣江戸桜は十一月とは演じる役者さんがガラリと替わり、
同じ演目でも演じる方が変わるだけでこんなに違うのだと、、
2ヶ月連続で観たからこその感想も持つことが出来ました。

歌舞伎と出逢えたことに感謝の一日となりました。

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