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「大将、ムラサキちょうだい」みたいでキモいです

いつから外国人旅行者のことをインバウンドと言うのが普通になったんでしょうね? 10年も経ってないと思うのですが、60過ぎると記憶もあいまいです。少なくとも20世紀には言わなかったと思うけど。

調べてみたら、「インバウンド」って元々は「外から中へ」という意味で、それを観光業界・旅行業界では入国してくる「外国人旅行者」の意味で使っているんだそうです。

おそらく業界の人たちのジャーゴン(仲間うちの用語)だったのでしょう。それをテレビ局が広げちゃったんでしょうね。あの人たちは業界用語が好きだからw

ややこしいことにセールスの世界でもインバウンド、アウトバウンドと言いまして、インバウンドは自分から来たお客、アウトバウンドは勧誘したお客だったりします。

業界以外の人が外国人旅行者の意味で「インバウンド」を使うのは、何だかお寿司屋さんで「大将、ムラサキちょうだい」とか言っている半可通の客みたいで、わたしはちょっと抵抗があります。「外国人旅行者」でいいんじゃない?

逆にセールスの世界での使い方はわかりやすいし、業界に関係ないビジネス用語ですので、こっちが普通にならないかなと思うのですが、今さら無理かな?

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。