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女性ソロキャンパーはアーバンでリーズナブルなキャンプ場がお好き

ALOHA! みゆひょんでーす♪

MAE CAMPさんというバイクでソロキャンをされるYouTuberの方が、こんな記事を書いておられました。

MAE CAMPさんの記事は、Yahoo!ニュースでよく取り上げられていて、取り上げられる都度、わたしのスマホに通知が来ます。それで、いろいろと参考にさせていただいているのです。冬キャンプにアルミ防熱シートが必須ということなども彼に教えていただきました。

そのMAE CAMPさんが60回ほどキャンプに行って、女性ソロキャンパーを見かけたのは3回ほどと書いているので、ちょっと驚いたんです。

なぜならわたしは5割以上、特定のキャンプ場でならほぼ100%女性ソロキャンパーを見かけるからです。

MAE CAMPさんとわたしとではいったい何が違うのか考えてみました。


女性は一人で遠出しない(※)

まず女性ソロキャンパーとMAE CAMPさんに代表される男性ソロキャンパーとでは行動範囲が違うんです。

わたしの交通手段は自転車です。そして千葉県ですが、東京都との境まで歩いて3分ぐらいのところに住んでいます。

つまり都心から近いキャンプ場によく行くんですね。若洲海浜公園や城南島海浜公園などが最も多く行くキャンプ場です。これらのキャンプ場であれば、ほぼ必ず女性ソロキャンパーをお見かけします。

とはいえ荷物を運ぶのに適したカスタマイズを施しているロードバイクですので、片道50kmぐらいであれば実は余裕です。ですので印旛沼や手賀沼のキャンプ場にもよく出かけます。このあたりになると、ソロキャンパーはほぼ男性だけとなります。

一方MAE CAMPさんのお住まいは存じ上げないのですが、交通手段はバイクです。おそらくですが、わたしよりももっと自然味あふれるキャンプ場に主に出かけられるのだと思います。

印旛沼や手賀沼でも女性ソロキャンパーをほぼお見かけしないので、それよりもっと都心から離れると、女性ソロキャンパーはまずいないのではないでしょうか。

※「遠出をしない」というより「少しでも危険を感じる場所にはいかない」のほうがより正しいかもしれません。

価格も大きい

都心からの距離だけではなく、価格もやはり大きいのではないかと思います。

たとえば手賀沼のRECAMP しょうなんは、ソロキャンプ専用サイトで1泊3,850円です。また印旛沼サンセットヒルズは、ソロキャンプ専用サイトはなく、お一人様1泊4,180円となっています。

一方、若洲海浜公園キャンプ場も城南島海浜公園キャンプ場も、お一人様1泊600円です。

趣味に関しては金に糸目をつけない傾向のある男性と違い、女性はリーズナブルな価格を好む傾向があります(だってわたしもそうですけど、化粧品やお洋服、あと美容にお金がかかりますから)。

若洲も城南島も安いから女性ソロキャンパーに人気があるのだと思います。

女性ソロキャンパーのキャンプスタイルは男性とは違う

では、都心近くのキャンプ場に来る女性は、わたしと同じように自転車で来ているのでしょうか。そうではないようです。最近、自転車ソロキャンパーがちょっとずつ増えているようですが、わたしが見る限りでは男性ばかりです(わたし以外はw)。

ここが男性ソロキャンパーと女性ソロキャンパーの大きな違いだと思うのですが、女性ソロキャンパーは公共の交通手段、すなわち電車とバスで来る人が大半なんです。

少なくともOLさんと思われる年齢層や服装の方々はそうですね。しかも仕事帰りに来ている感じの人が多いんです。平日に半休を取ってキャンプに来るのでしょう。

わたしのお友だちにも女性会社員のソロキャンパーがいるのですが、彼女がそうなんです。ただ彼女の場合は半休ではなく、パートタイマーで午前中でお仕事が終わりなんですが。

キャンプに行くときは、自宅からキャンプ道具を持って出勤して、お仕事中は更衣室に荷物を置いておくんだそうです。

わたしの見た限りでは、同様と思われる女性が多く、海外旅行に持って行くようなトランクにキャンプ道具を詰めて持ってくる人が多いです。そういう人は設営するのはだいたいテントだけです。

基本的にクルマでやってくる男性ソロキャンパーとは、キャンプのスタイルが大いに違うわけです。

ただし、年配の女性ソロキャンパーや、それこそキャンプが趣味という女性もいらっしゃって、彼女たちはクルマで来ていると思われます(※)。装備が本格的だからです。この人たちのキャンプスタイルは男性ソロキャンパーとほとんど変わりません。

それでも若洲や城南島に来るのは、やはり安くて近いからだと思われます。

キャンプを気軽にやりたいのは、ほとんどの女性に共通する傾向なのではないでしょうか。男性のキャンプが趣味だとしたら、女性のキャンプは娯楽または癒やしなのかもしれませんね。

なお女性ソロキャンパーにアドバイスしたりする男性が多いらしいですが、そもそもキャンプ観が違いますので、自分のキャンプ観を押しつけるようなことだけはやめたほうがいいです。100%嫌われますので。

ただ手助けはダメかというと、わたしも困っていたときに男性ソロキャンパーに助けていただいて、うれしく思ったことがあります。要するに声のかけ方次第ではないでしょうか。

※あ! でも思い出しました。先日、城南島海浜公園キャンプ場に行ったときに、「その装備でバスかよ!」と思わずうなってしまった女性ソロキャンパーがいました。自衛隊出身??? とにかく素人ではありません。

余談です

若洲にも城南島にも男性ソロキャンパーはけっこういます。男性でも近くて安いキャンプ場がいい人はいくらでもいるということで、それ自体は別に不自然なことではありません。

ただ若洲や城南島には、新しいギヤを試しに来る人が多いような気もします。設営して、1、2時間で撤収する人がけっこういるんですよね。本番に備えて近場の安いキャンプ場に行くという感覚は、女性にはないように思います。

あまり性別で区別しないほうがいいのかな? でも何か、キャンプにもジェンダーがあるような気がしてならないです。

かく言うわたしの「キャンプ・ジェンダー」はというと、男性でも女性でもないノンバイナリーという気がしています。

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。