わたしの自転車ソロキャンは邪道だったのか(゚Д゚)
ALOHA! みゆひょんでーす♪
先日、ショップの走行会仲間と富士スバルラインを終点の五合目まで登って下りてきました。勾配はゆるめとはいえ25kmの登り坂は60歳の(トランス)女性にはなかなかつらかったです。その分達成感もすごかったですが。
ショップの女性スタッフYちゃんのクルマに乗せて行ってもらいました。行きも帰りもずっと女子トークw。
と言っても、Yちゃんは自転車関連の技術者を目指す機械好き。サイクルショップの女性技術スタッフって、店長の奥様以外、あまり見ませんよね? わたしは見たことがありません。
趣味もサイクリングはもちろん、フライフィッシングとかカメラなどちょっと男っぽいんです。わたしのほうはご存知の通り、生物学的には♂ですから、女子トークと言ってもガヤガヤしているだけで、内容は男子中学生みたいな感じでしたw
自転車ソロキャンの話もありました。その際に、どうもわたしのは邪道なのではないかと思ったのです。
ですが言ってもらえたこともあったので、今回はそれをシェアします。なぜこんなマガジンを始めたのかという理由がそれだから。
とにかくスポークがよく折れます(>_<。)
いま乗っているロードバイクは、GIANT CONTEND AR 2という車種です。昨年の8月31日に注文して9月8日に納車されました。還暦を迎えたら、サイクリングとキャンプをもっとちゃんと(質も数も)やりたいということで購入したものです。
CONTENDシリーズは、オールロードコンセプトと称するロードバイクです。ロードバイクといってもたくさんの種類がありますが、これはよく言えば快適性と走行性能を両立させたタイプです。悪く言えばどっちつかずなのですが、それゆえにバイクに荷物を詰めて旅をする「バイクパッキング」のベース車両として最適だと言います。
ショップのスタッフに、「自転車ソロキャンをしたくて、予算はこれぐらいで考えてます」と言うと、真っ先に勧めてくれたのはREVOLTというグラベルバイクでした。グラベルは非舗装路を走るバイク競技の名前で、グラベルバイクもロードバイクの1種です。
わたしが近場のキャンプが多くて舗装路がほとんどだと言うとCONTENDも勧めてくれたのでした。
けっきょく在庫やカラーの関係で、CONTEND AR 2になりました。愛称はかみか号です。
最初は以前から使っていたシートポストに取り付けるタイプのリアキャリアを取り付けていました。ですがそれだとキャリアバッグが着けられないので、TOPEAKというメーカーのかなり丈夫なリアキャリアを取り付けてもらったのです。
最大積載重量26kgというビールの大瓶のケースが運べるぐらいのものなのですが、それがどうもいけなかったみたいなんですね。乗り始めてから9カ月ほどでスポークが4本も折れてしまいました。それも後輪だけです。
最初は指をひっかけたらポキッと。そんなに力を入れたわけではないのですが、自分のミスだと思いました。ですが、それ以降は走行中に突然ポキッと折れるのです。
店長の見立てでは、過積載が原因でスポークが金属疲労して折れるのだろうとのこと。2本目まではそう思わなかったのですが、3本、4本と立て続けに折れて、そうなんだろうなと思うようになりました。
バイクパッキングのベースとなると言っても、ちょっとタイヤが太め(32C、1C=1mm)なだけで、どちらかと言えば普通のロードバイクです。頑丈さよりも軽量化が優先されます。スポーク数はごく一般的な24本(もっと軽量化を目指すと16本になります)で、スポークもロードバイクとしては普通の太さです。それでもニッパーで切れない程度の強さはあるのですが。
後輪がパンクしたのを機に、32Cから35Cに切り替えました。タイヤを太くすると空気圧を下げることができ、その分スポークの負担も減るんだそうです。
それでも1本折れたのと、不注意でまたパンクさせてしまったので、店長からのご提案もあって、車輪自体を交換してもらうことにしました。
スポーク数が32本のリムに今よりも太いスポークを取り付けてもらうことになりました。現在手配中です。これで改善されればよいのですが。
「素朴な疑問だけど、ごはんはどうしてるの?」
Yちゃんはショップのスタッフなので、車中でも当然のようにスポークがよく折れる話になったんですね。
「わたしのキャンプの荷物ってかなり重いのかなあ?」
「そうですね。でも何で(そう思うの)?」
「いや。たまたま昨年末の『サイクルスポーツ』の特集が『自転車キャンプ入門』だったのよー。そしたらわたしみたいに20ℓのクーラーボックスなんか積んでる人っていないんだよねー。そもそもクーラーボックスを積んでる人がいないの」
「それはたしかに珍しいですね」
「だったら、素朴な疑問だけど、みなさんごはんはどうしてるの?」
そのときYちゃんが教えてくれたことをまとめると、こんな感じです。
ロードバイク乗りがキャンプをする場合、一般的には1日で走破できないような峠か尾根の途中でやる
つまりキャンプよりも走り重視
なので食料はお湯で戻したら食べられるようなものが中心
つまりクーラーボックスは要らない
Yちゃんの場合はアルファ米で済ます(あとは缶詰とか?)
なるほど。わたしの自転車ソロキャンは、もしかしたら邪道のようです。普通のキャンプの軽装備版をロードバイクでやっているんですね。
ちなみに先日スポークの修理に行った際に、店長からどのぐらいの荷物を積むのと聞かれて、「左右のリアキャリアバックに10kgぐらい、荷台にクーラーボックスと1人用のチェアとテーブル、リュックに8kgぐらい。クーラーボックスが一杯ならトータルで25kgぐらいになるかな」と答えたら、「それは重いなあ」と言われました。
どうやら購入相談をしたときには、こんなの想定外だったようです。
「ミユキさんのようなキャンプは、普通はバイクでやりますね」
「そっかー」
でもバイクでもサイドカー付きだと、クルマ並みに詰めるみたいです。8人用ぐらいの大きなテントでソロキャンをしているバイク乗りを、印旛沼サンセットヒルズで見たことがあります。
「でも、ミユキさんのキャンプで1ついいなあと思うことがあるんです」
「実はnoteに自転車ソロキャンをネタに投稿することがあるんだけど、ぜんぜんウケないんだよねー。それってロードバイクでソロキャンする人が少ないからだと思ってて、実際それもあると思うんだけど、そもそもわたしの自転車ソロキャンのやり方自体が変わってるからかもしれないね」
「そうですね。少なくともロードバイク乗りには響かないかも」
まあバズりたいわけではないのですが、それなりに注目されたいみたいな気持ちは、やはり発信者なのであったりします。
なのでちょっとがっかりした顔をしたのかもしれません。たぶん励ますつもりで言ってくれたのでしょう。
「でも、ミユキさんのキャンプで1ついいなあと思うことがあるんです」
「え? なになに? 聞かせて?」
「若洲とか城南島とか都内のキャンプ場に自転車でフラっと行くでしょう。気軽ですよねー。それならキャンプに行きたいって人も多いんじゃないかしら。たとえばママチャリでとか」
「そっかー。でもママチャリだとちょっとつらいかな。埋め立て地とかに行くときは、橋の坂がけっこうきついんだよねー。でも、待てよ・・・」
そうなんです。最近ほんとうに電動アシスト車が増えているんです。ママチャリの8割ぐらいは電アシではないでしょうか。20kg以上の荷物を積んで坂を登っていたら、ロードバイクでもおいていかれるときがあります(わたしだけ?)。
電アシのママチャリならかなり荷物が詰めますので、わたしのノウハウが参考になるかもしれません。
あとはロードバイクでは珍しくても、クロスバイクならがっちりしたキャリアを付けてでも、わたしのようなソロキャンをやりたい人がいるかもしれません。
いずれにしても自転車で気軽にキャンプに行きたいという人ならけっこういると思います。実際、若洲公園キャンプ場でも最近自転車で来る人が増えていると感じます。
ならばそういう人たち向けとわかるタイトルで、実際に役に立つノウハウを提供することを心がければ、多少は注目されるのではないかと思いました。
ぜいたくはいいません。1年ぐらいで100スキがつくことを目標にして、少し気合いを入れて書いていこうと思います。
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何卒よろしくお願い申し上げます。
編集後記
Yちゃんのプロフィールに「好きな乗り方 女子だけで走る」とあって、いつかは女子サイクリングに誘われたらいいなと思っていました。
車中で女子サイクリングの話題になったので、思い切って「わたしも行っていいかな?」と聞いたら、「何言ってるんですかー? もちろんですよ!」ですって\(^O^)/
うれしー♪
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キャンプ歴30年以上、ソロキャン歴5年の(2024年6月現在)みゆひょんこと森川ミユキです! キャンプできる場所って意外と近所にありまして…
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