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女の親友できたよ!

2020/4/17(金) 曇り

トップ写真、相も変わらぬ写真だけど、こうしてみると面白いよね。目が笑ってないw

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全部載せると多少笑ってる感じかな(トップ写真を見た後だと、あまり笑って見えないと思うけど)。

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるけれど、「目は口よりも物を言う」が本当のところだよね。

笑ってるかどうかは別として、代わり映えのしない写真を載せるのが日常ってことなんだよね。私にとってはこれが日常、ハレの日でも何でもないってことなの。

ところがねえ、女装がほぼ日常になってはじめて分かることもあったりするんだよね。不思議な話だよ。

女装初心者なら、新しい自分を発見した!みたいなことはもちろんある。でもある程度慣れてきたら、外見は女もどきでも中身はいつもの自分だって気づく。

女装したって中身はいつもと一緒。

むしろ、女装しても中身は同じだよ――とならないと女装の価値なんて分からないというのが私の意見。私見だから違っていていい。むしろ違っているだろう。でも1割ぐらいの真理はあるはずだ。

うーん。ぐちゃぐちゃ書いているうちに何がテーマだったか、書いてる私が分からなくなってきた。読んでるあなたもサッパリ分からないよね?

というか既にほとんどの人が離脱してるかなw まだ読んでくださっているあなた、本当にありがとうございます。でも、まだまだぐちゃぐちゃするかも。

えと、毎日女装してるから気づくこともあるって話だった。

そう、タイトルにも書いてある。女の親友ができたということだよ。

そもそも男女の友達というのが難しいと言われてる。いわんや男女で親友をや。

あ。先に断っておくけど、男女間にも友情は成立するという人を否定するつもりはないの。ただ私には男女間の友情というのは極めて成立が困難という思い込みがあったというだけのことなの。

実際、異性の友達を作るというのはなかなか難しい。恋人の方が、何と言うか目的が分かりやすい分、はるかに作りやすいと思うのね。「友達って言われても、じゃあ何するのよ?」って言われても困っちゃうでしょ?

今の若い人はどうなのか分からないのだけど、私たちが若い頃、言い寄ってくる相手に対する断り文句で最強のものは、「お友達でいましょう」だった。

これはすごい。諸外国では分からないけど、少なくとも日本国内では最強の断り文句だった。しかも自分の価値を低めずにどうやって断ろうかと考えたときに、これ以上の秀逸な言葉は無いよねと思えるものだ。

これからも継続的な人間関係を保ちましょうねという意味のことを伝えているはずの「お友達でいましょう!」という言葉が、受け取った側からは、もう2度と会うことがありませんという返事になるのだ。

すごい、全くすごい。何という日本語の奥深さよ。

つまり何と言うか、男と女がお友達になるということは二度と会わないってことになるかもしれないということなのだ。

ここまでいいかしら? ここのところ踏まえておいてくださいな。異性に対して友達になりましょうというのは、二度と会わないという意味になり得るというところです。太字にしておきました。

さて何があったのかと言うと、今日前からリスペクトし合っていると思う女性とZOOMでお仕事がらみの意見交換会みたいのをやったの。

彼女にはとっくにカミングアウトしてるので、私はもちろん女装です。まあ女同士のおしゃべりって感じよね。

ただ私、前から彼女のことが少し怖かったの。なんかちゃんとしてないと叱られるんじゃないかって感じで。だからメイクも普段より念入りにしたし、ツケマなんかも新しいのを出してきたり。

実際ちゃんとしてる人なんだよね。職業は先生だし、武道の心得もある。

でも私って、自分はダラダラしているのに、ちゃんとしてる人とも普通に話せるの。ちゃんとしてるから怖いってことはあまりない。

だから、なぜ彼女のことを怖いと思うのか、ずっと分からなかったの。

それがね、自分を女だと思うようになったことで分かったんだよね。

私、ずっと前から彼女と「親友」になりたかったの。それに気づいた。

親友と言っても、べたべたといつも一緒にいようね、みたいな意味ではまったくないの。興味を持つツボとか問題意識、あるいは物事に対する解釈みたいなことが似ていて、とはいえ別々の人間だから多少の食いちがいはありつつも、そういうところを楽しく討論できるみたいな、そういう人が、私にはあまりいないの。

だからそういうことができる友達が欲しかったし、そういう友達は親友としか言いようがないと思ってたのね。

ただ、ここで1つ問題があったわけです。それは、さっき太字にしたけれど、異性間では友達になろうというと、それは別れの言葉になるかもという思い込み。

だからね、そもそも私が男である限り、彼女に親友になってとお願いするなんて発想、まるで無かったのよ。

「ん、親友ってお願いしてなるものなの?」という疑問はごもっともと思う。でもこの歳になったら、親友になるまでゆっくりと友情を育みましょうなんて時間は無いのよね。だから親友になりたかったら、もうストレートに言うのみなのよ。

まあとにかく、私は彼女に親友になってとお願いしたいという潜在意識があったのだけど、意識レベルでのそういう発想が無かったので、そんなお願いができなかったどころか、それが彼女に対する怖れという歪んだ形で表に出ていたということだったみたい。

何?そのインチキっぽいフロイトかユングの亜流みたいな解釈は?って言う人もいるかもしれないけど、私がそれで納得してるんだからいいじゃない。

ま、そんなことに気づいたので、ZOOMの会議室が閉じた後に、メッセンジャーでストレートに親友になってとお願いした。

これは付き合ってくださいとかいうより勇気がいった。だって、さっきの太字の思い込みがあるから。親友になりたい人に親友になってなんて言ったとたん二度と会えなくなるかもしれないじゃない。

だけどどうしても親友になりたかったわけ。どういう衝動なの?って自分でも思うけどさ、もうこの衝動に従っちゃえって思ったわけよ。

そしたらOKしてくれたの\(^O^)/

私の気持ちをとても素直に受け止めてくれた上に、喜んでもくれたのね。ホントに嬉しい。

でね、男モードの私でももしかしたら親友になろうというお願いを受け入れてくれたかもしれないとは思うのね。先にエクスキューズしたように、男女間の友情の存在を全否定するわけではないから。

でも自分を男だと思っていたら、やっぱりこのお願いは無かったと思うんだ。女だから言えたと思うの。

どっちにしろ女の親友ができたというのは快挙よ!

実は女友達はたくさんいるし、かなり親しい人もいるよ。ソウルメイトも1人いる。でも親友というのはまた違うんだよね。「ずっと仲良くしてね」も「私たちってソウルメイトだよね?」というのは言えたのだけど、「親友になって欲しい」というのは無かった。

なんか変な話してるかな? まあ変だと思われたとしたら、私はやっぱりユニークな人間なんだなと解釈することにするわ。自分がユニークであることは好き。

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ヨメが在宅勤務で、一緒にご飯が食べられる。だから張り切ってご飯を作っている私。

ヨメは挽き肉料理が好きで、とりわけハンバーグが好物なので作ってあげた。おいしい、おいしいとバクバク食べてくれた。うれしい♪

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。