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愛される負け組を目指そう!


ALOHA! みゆひょんでーす♪

noteをやっている方の9割は勝ち組を目指してギラギラしていると思うので、きっとあまり共感(スキ)は得られないことでしょう。しかし世の中には「ニッチ戦略」という言葉もありまして、ターゲットを絞ることも大切だったりします。

などとタイトルとは真逆の成功セオリーみたいな書き出しではじまりましたが、わたしの書いたことを真に受けて成功した方は一人もいませんので気をつけてください。

「あんた学歴しか取り柄がないんだから」orz

実際わたしは自他ともに認める負け組でして、唯一誇れるのは学歴ぐらいです。ただそれも恥ずかしくて隠していた時期がありました。

ところが高卒のたたき上げの社長さんとお友だちになりまして、彼から「何でホームページのプロフィール欄に学歴とか書かないの?」と聞かれたのです。「学歴で勝負したくないから」とかっこつけたジャブをかましたら、「あんた、それしか取り柄がないんだから」と右ストレートのクロスカウンターでアゴを打ち抜かれまして、それ以降学歴も公開するようになったのでした。

苦労人の社長の人間観察は正確で、実際にそれしか取り柄はないと思います。

『高学歴難民』という本が売れているみたいで、わたしなどは恐ろしくて読めないのですけれど、きっとわたしみたいな人間のことを書いた本だと思います。

人生の競争を途中で降りるのもあり

とはいえ、けっこう幸せに暮らしている気もします。

人生を学校のマラソン大会にたとえると、1位を目指して走る人、1位でなくても上位をねらう人、とにかく完走を目指す人、そしてバカにされようとも途中から歩いてしまう人がいます。

わたしはこのうちの最後のパターンでして、これは楽なんですよね。そのうえ、走っていたら見えないものも見えるようになったりもして、なかなか楽しかったりもします。

楽で楽しいなんてこれ以上のことはありませんが、その代わり星にも風にもなれません。ですが両方を得ようとしたら両方を失います。

人生の競争を途中で降りちゃうのも、生き方の1つですし、それはそれで幸せなのです。

弱い者たちが夕暮れ・・・

ただ心がけることが1つだけありまして、それは愛される負け組になろうということです。

あまり幸せになれない負け組の人に多いのは、世の中を恨んで、人の悪口ばかり言い、さらに自分より負け組だと思う人を見ると必死にマウントを取りにいこうとすることです。

「弱い者たちが夕暮れ、さらに弱い者をたたく」ということで、これほどの地獄絵図もなかなかありません。

卑屈はダメよ

自分など負け組だと謙虚に認め、悪いのは自分であり世間ではないと心得て、人の悪口は言わず、マウンティングもせず、できるだけオープンマインドで、基本的にニコニコしている。

そうしていれば、少なくとも嫌われることはないと思います。貫ければ、きっと愛されることでしょう。

ただし嫌な人と無理に付き合う必要はありません。それじゃあ、何のために人生の競争から降りたのかわかりませんから。

あと卑屈になるのは絶対にダメです。卑屈な人は愛されません。うっとうしいもの。卑屈な人をいじるのが大好きな人もいますが、それを愛されていると勘違いしてはいけません。

謙虚だけど堂々としている――なかなかさじ加減が難しいですが、これがとても重要なことです。

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。