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改名しました!

2024年2月7日に、「みゆひょん」と改名しました!

このnoteアカウントを始めたときは、まだトランス女性であることを全面的にカミングアウトしておりませんでした(というか、自分がトランスジェンダーかもよくわかっていませんでした)。なので当時は、男装7割、女装3割ぐらで、お仕事に至っては全面的に男性としてやっておりました。

最初は霧島ミユキと名乗っていました。たまたまお仕事で霧島酒造さまの取材をさせていただきまして、霧島って苗字はお嬢さまっぽくていいなと思って、無断で使わせてもらうようになったのでした。ミユキに関しては、カミングアウトした方々にはすでに何年もそう呼ばれていて、もはや自分のアイデンティティになっていたのですが、最初は漢字をあてようと思っていたのです。

霧島深雪とかって、かっこよくないですか?

でも、けっきょく姓名判断の画数のいい漢字の組み合わせが見つからなかったので、カタカナにしました。

その後、全面的にカミングアウトしまして、服装も100%女性化し、男性の服は略礼服(こればかりは着ないといけないタイミングがあるかもしれないので)を除いて全部捨ててしまいました。

お仕事も(契約書の名前以外は)女性名でやらせてもらうようになり、これも画数が良かったので「森川ミユキ」と名乗るようになりました。名刺はもちろん、書籍の著者名や雑誌寄稿の署名も今は全部「森川ミユキ」です。

そうなると「霧島ミユキ」を名乗る必要もないので、こちらのアカウントも一時期「森川ミユキ」にしていたのですが、もう1つ持っているnoteのアカウントも「森川ミユキ」でして、紛らわしいことこの上ない。しかも書いている傾向も違いますので、「霧島ミユキ」に戻したのでした。

ところで、わたしというか「森川ミユキ」はIT系のビジネスライターです。ITエンジニアとして長く勤めたあと、ITコンサルタントとして独立しまして、その後ビジネスコンサルタントとライターの二足のわらじを履いていたのですが、2014年からはライター専業でやってきました。2020年までは戸籍名で活動していましたが、2021年から徐々に女性名も使うようになり、2022年からは基本的に女性名で活動しています。

要するに「森川ミユキ」はビジネスライター色が強い名前なのです。いっぽう60歳を目前にし始めたころから、ビジネスライターとしてのご依頼が減少傾向にあり、まだ2、3年は大丈夫と思いますが、このままではジリ貧になると予想されます。

ということで個人向けのお仕事を開拓したいと思い、こちらのアカウントにも力を入れたいと思ったのです。それでこの数日、なにやら一生懸命やっている次第なのですが、やっているうちに「霧島ミユキ」というペンネームはどうなんだろうと思うようになりました。

わたしの趣味としてはかっこいいと思いますし、気に入ってもいるのですが、なんか堅い感じがします。「霧島ミユキ」ってマジメそうじゃないですか? だからと思うのですが、霧島ミユキのアイデンティティで書くと、最初は明るく・楽しく・笑えるように書こうと思うのですが、だんだんマジメになってしまうのです。

本人がそうなんだから、読者もマジメで堅い人と思うのではないでしょうか?

あと「霧島ミユキ」ってキャッチーでない気がします。覚えにくい気もする。だったら、いっそ「みちょぱ」みたいな名前にしてみるか――と今朝、思いついたのでしたww

でもねえ、わたし元々ねえ、ち●りんとか●kakinとか自分にそんな愛称をつける人の気が知れないと思っていたんだよねぇ・・・

実は、愛称で呼び合うのも好きでないんですよ。いい歳した大人が、何か気持ち悪い。みちょぱとかニコリンとか若くてかわいい女子ならまだしもねえ。

ち●りんや●kakinをバカにしているんじゃないんですよ。少なくとも経歴は二人ともわたしなんかよりはるかに立派ですし、頭もたぶんあちらのほうがいいと思う(皮肉ゼロです)。何よりも実績を上げている人たちじゃありませんか。そこはもう素直にすごいと思っています。

でも、なんか、そういう名前はなあ・・・と、今朝まで思っていたんです。だけど変わらないといけない、という気持ちのほうが強かったみたい。60歳にもなって、そんなかわいい愛称をとも思ったのですが、なんか根本的に(大げさな)変わらないといけないと決意したわけです。

それで伴侶さんに、「みちょぱみたいなキャッチーな愛称をつけようと思うんだけど、なんかいいのある?」と聞いたんです。

そしたら「ぬらりひょん、とかどう?」ですって。

はぁー、あたまくる~、何それ!

そのとき中学時代の黒歴史が突如よみがえったのでした。

わたしたちの中学は1学年A~Eの5クラスに分かれていて、3年間同じ学級だったんです。運動会は5クラスの対抗戦(1~3年で1チーム)でした。

わたし3年生のときに応援団長をやらされたんですよ。ぜんぜん団長っぽくなかったんですが、声が大きかったからだと思います。今思えば、チアリーダーをやらせてもらえばよかった・・・。

それはさておき、応援合戦というのがあったんですね。そこで、たしかC組の団長だったと思うのですが、応援歌の節で他の団長をディスったんですよ。「押せ、あーか(A組の色です)! 短足カジマぁ~」みたいな。たしかにA組の団長のカジマくんは超短足でしたww

で、わたしは何言われるのかと思ったら、「押せ、むらさーき(D組の色です)、ひょうろくモリカワぁ~」

なに? その「短足」と比べて具体性のない、イメージしずらいディスりは???

ところが、味方がウケてウケて(T^T)

黒歴史というかトラウマというか、伴侶さんのせいで朝からそんなことを思い出してしまったのでした。

「ぬらりひょん」と「ひょうろく」じゃあ、「ひょ」しか合っていませんが、全体の音の感じですとか、捉えどころのない感じが似てるんですよね。それで思い出しちゃったわけです。

でも、いっぽうで「ひょ」って良くない?とひらめいたのです。まあ少なくとも警戒されないし、もっと言えばマジメには聞こえない音じゃないですか?

ひょーみゆ? ひょんひょん? ん、みゆひょんでいいんじゃない?

60にもなって「みゆひょん」もクソもねえなぁー、けっこう恥ずかしいぞ、などと思いつつ、世間のみなさまから愛されることを祈って、改名した次第です。

名乗ってみると、なんだか気分が変わった気がします。不真面目かどうかは別として、少なくとも説教臭いことや堅苦しいことはとても書けない気がするじゃないですか。

「こいつ、バカだな」と思っていただけると幸いです。

追記:姓名判断してみましたww 
姓はみゆ、名はひょんでやってみたところ、天格・大吉、人格:吉、地格・吉、外格・吉、総画・大吉でした\(^o^)/





自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。