台風あとの夜風

木立らが、ざあざあうねっている。

彼らは風をよろこび、風はまた彼らを愛でる。

遠くから運んでくる見えない星の伝達すべてをキャッチし、その身に受ける。

それをいっしょに感じている瞬間がとても好き。