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奈良に行くなら[15]〜室生龍穴神社編

室生龍穴神社は、室生寺から室生川に沿って歩いた約1kmほど先にあります。山里の風景を楽しみながら、ぶらぶらぶら...とお散歩。

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室生寺より古い歴史を持つとされる室生龍穴神社。上流には龍神が住う「吉祥龍穴」があると知って、何としてもそこに行かねば!と謎の使命感に燃えたのは、室生寺を初めて訪れてから数年後のことでした。

こちらの御本殿はもともと春日大社の若宮さまの社殿を移したものだそうで。あら、親近感〜♪ 杉の巨木に囲まれた龍穴神社で参拝をすませて、奥宮である龍穴に向かいます。そのルートは...当時は情報源が乏しかったこともあって、こちらの記事が大変参考になりました。いや、単にルートが〜ということだけでなく、「え。吉祥龍穴?」とちょっと惹かれたところにこちらの記事を読んで、「私はここに行くのだー!!」 と決心したように思います。もうどんだけスクロールしたかしれないっ!という素敵な記事。ご祭神から由緒、アクセスまでわかりやすくまとめてくださっているので、興味を持った方はご一読ください。

(室生龍穴神社さん、公式サイトがありませんのでね...)

途中、県道28号線をそれて山道に入ってからは、行き交う人もおらず...で、ますます不安になったりもしましたが、おかげで何とか無事に辿り着けました。

↑最近、手に入れました

しばらく行くと見えてくるのが、天の岩戸。そんなわきゃないよと思いつつも、やっぱり言ってしまう「ひらけ〜ゴマ!」ぱっくりと割れた巨石に、確かに雰囲気あるよな〜と感じ入りながらも、お社の石段の崩れ方が気になって、そっちに妙に心惹かれてしまいました。この割れ具合...何が起きたんでしょうね?ここで。

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さ。目指す目的地はまだ先ですよ。吉祥龍穴の入り口の鳥居を前にすると、下から水の音が聞こえてきます。階段を下りた先にある洞穴。ここが龍神様のお住まいですかー。空気がキィン...と澄み渡っていて(冬場だったせいもあります)遥拝所に上がると神妙な心持ちになりました。右手には招雨瀑と呼ばれる滝が。ここで千年以上も前から雨乞いの儀式が行われてきたのかぁ...と、古からの人々の祈りに少し触れられたように感じました。

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お世話になった民宿「むろう」さんの囲炉裏端。なんだか和みますね〜。

こちらは夏の映像。清涼感たっぷり。



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