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走れ!ツアトラ〜2022 Spring Tour Genesis of New World 天地創造

行ってきました! 2022年春『天地創造』ツアーのMY初日。府中〜♪
4月6日、水曜日。府中の森芸術劇場どりーむホール!待ってましたぁああああああ。いろいろと感極まった2時間半でした!

が。ま、だいたい何言ってもネタバレになってしまうので、ここは口をつぐんでおきます。
いつもにも増してコーラスの圧が…壁が体当たりしてきてカラダ突き抜けてった…みたくなった!というのと。照明…の美しさもいつものコトながら、いつも以上に照明とセットが物語を紡いでくれましたよね〜ということだけを申し上げておきます。ハイ。

そんなわけで、ここではツアートラックのお話をしてみたいと思います。
機材を載せて走るトラックはツアーの象徴。だからこそ。某感染症のせいでツアーができなくなってからというもの「早くツアトラが全国を走り回る世の中になってほしーい!」と願い続けてきたわけです。そして初日・川口や、宇都宮に参加されたみなさんの画像を見ては「早くこの目で確かめたーい!」となっていたのです。

会場に着いてそそくさと向かった先に…ありましたよ。燦然と輝くツアートラック〜!うっふっふっふっふ♪

府中ではコンパクトスペースに収められていて、引きはこれが限界デシタ

目的を同じくしたみなさんが、後ろから前から、横から斜めから…。ツアトラをバックに記念撮影してる方や、ロゴにめっちゃ寄ってる?なご様子やら。そんな風景を見てるだけで「あ〜ツアーっぽ〜い♪」と浮き足立ってしまいます。

この会場の場合、限られたスペースにキュッと収まっているので、引きの全体像は押さえられませんでしたが、それはまたどこかで。

それにしても「こんなん、どーやって停めんの?」というくらいスレスレの間隔で並んでいるトラック達。こんな所にもプロの技を見た気がしました。

トラックの右手には乗用車がずらっと並んでいて、みっちみちに収納されてます

毎年ツアーが始まると、美しいペイントが施されたツアトラを撮っては、今年も始まったねぇとニマニマし、ファイナルまで無事に駆け抜けられますように!と祈り。撮ってきたツアトラ画像を眺めては、今日はどこを走ってるのかな〜とスケジュールを追うのが恒例になっていますが。

ふと、いつからツアトラ撮ってたんだっけ?と思い。探してみました。ツアトラとわかる一番古いものがこれ↓(これ以前のものはトラックとわかる構図ではなく…)1993年2月のショットでした。今見るとなんとシンプル!ちなみにまだフィルムカメラで写真を撮っていた時代です。

93年2月 Communication ACOUSTIC SPECIAL@名古屋市総合体育館レインボーホール

当初はトラックをバックにみんなで記念撮影するのが常でしたが、それがいつの頃からかトラックだけの撮影会に。スマホで日常的に身の回りのモノを撮るようになったことも大きいですかね。ガラケー時代の写真もあるのですが、これはあまりに粗い…のでスマホになってからのものをいくつかご紹介します。

11年。秋のALWAYS→冬のI Love You,Alwaysのキービジュアルが大好きでした
12年。お三方登場!どどん♪

そして。こちら↓は渋谷の街を駆け抜けるツアトラ。街ナカで遭遇すると異常にテンション上がります♪

13年。NHKホールからの帰路@渋谷

そういえばいつだったか…三重の帰り?かな?ツアトラと、しばし並走したことがありました。嬉しかったなぁ〜あれ。車内でもう大騒ぎ!

14年。珍しい場所に停まっていた40周年の春@NHKホール
秋ツアーでは「40」を持って飛び立つデザインに
15年。こんな自販機あったら…@東京国際フォーラム
16年。インパクト大!のだるまさん
これも大好きでした!秋の招き猫。招福!間違いない
17年。サーカス!
回る〜回るよ〜♪ 秋のメリーゴーランド
18年。ド迫力!
馬車に狂喜乱舞した夏イベからの続・みんな大好き!アルフィー城

↑この秋の『Château of The Alfee II』では、夏は地上にあった『Château of The Alfee』が空を飛んでいます。全国のファンが結集した夏のアルフィー城。そのパワーを携えて、ツアーではみんなの街へ会いに行くよ!という展開が見えますよね♪

19年。祝!45周年に向かう春
これも秀逸!宇宙戦艦アルフィー@代々木

みんなの街へ夢を運んでくれるツアートラック。最後にこのトラックを走らせる「中の人」のことを。

2019年6月。春ツアーファイナルとなった名古屋国際会議場センチュリーホール。3度目のアンコールでした。ステージに登場した高見沢さんが、みんなに話したいことがあるんだ…と始めたのが、このツアーファイナルの日をもってトラックを降りる金城さんのお話でした。金城さんはトランポの一員として、80年代初頭からずっとツアーを回ってきたベテランで、またチーフとしてトランポチームを率いたTHEプロフェッショナル。

11トントラックを運転して、日本をいったい何周したんでしょうね。1ツアーで全県制覇した年もあったし、フェリーに乗って行った佐渡もありましたよね。特に80〜90年代は日本中を本当に細かく周っていたので、そのスケジュールたるや凄まじく。年間100本を超える年が何回もありましたから。

ラストツアーとなった『春の乱』でも、相模大野の2日後に日本最北端の地、稚内へ。さらに2日後の札幌を経て大宮に戻り、その2日後に名古屋というハードスケジュール。
安全に。確実に。決められた時間までに機材を届ける。ドライバー引退は使命感と責任感ゆえの決意だったとか。まだまだ大丈夫…と思ってはいても、万一何かあってからでは遅い、と。

ステージを支える情熱を描き出したストーリーの数々

さて『もうひとつのALFEE STORY』は音楽雑誌で88年に始まった連載で、後に書籍化。当時はバックステージに密着した記事も多く、ALFEE'S CREWと呼ばれるスタッフのみなさんが紹介されることもよくありました。このシリーズの中でもいくつかのストーリーに登場し、ファンの間では桜井さんとよく将棋をさしていたことでも、知られていた金城さん。

私はこの連載が大好きで何度も何度も読み返し、その後もずっとスタッフクレジットにお名前があること、変わらず担当されていることを嬉しく思っていました。

だから高見沢さんの口から金城さんのお名前が出た時に、当時を知るファンなら金城さんのこと知ってるよね〜?と思ったのと同時に、でも…知らないファンも、今日初めて名前を知る人も多いんじゃないのかなと思ったのです。会場内のざわめきもそれを表しているようでした。そんな中、高見沢さんは語り始め、みんなに金城さんを紹介した。こうやってツアーができるのはスタッフひとりひとりの力があってこそだと讃え、長年このバンドを支え続けてくれたことに感謝を表し、そしてみんなで送り出すことを選んだ。その気持ちを想像するだけでたまらなくて。

そこからの大ラス「SEE YOU AGAIN」

めぐり逢い人は別れてゆく
それぞれの想い出胸に秘め だから
See You Again サヨナラは言わない

作詞・作曲:高見沢俊彦

栄ちゃん、みんなの声、覚えといてくれよな!

高見沢さんが歌いながらそう叫んでいるように聞こえてなりませんでした。…憶測を越えて完全なる妄想なんですけどね、ハイ。。。何だかもういろんなことが脳内ぐるぐるして、これまでのライブの思い出が年代ぐちゃぐちゃに幾つもフラッシュバックしてきて、涙が止まらなかった。

会場のみんなで感謝を込めて歌ったラスト「See You Again See You Again・・・・・・」のリフレイン。あの日のSEE YOU AGAINが、ツアートラックを見るたびによみがえったりもするのです。

THE ALFEEが凄けりゃ、ALFEE'S CREWも凄い。
金城さん、お元気にしてらっしゃいますか〜?

↓歴代ツアトラをきれいに撮ってくださってる方のブログがあるので、ご覧になってみてください〜♪

そして駆け抜けるツアトラといえばやっぱりこの曲!


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