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FileMaker Pro19とリッチテキストエディタ

先日、FileMaker Pro 19.1.2.がリリースされました。このリリースでFileMakerユーザー待望のカレンダーなどのアドオンが追加されました。今回はその中のリッチテキストエディタアドオンについて少し触れます。

自分の作ったアプリに簡単に機能を追加できるアドオン機能。今回追加されたのはWebビューワを利用したアドオンです。カレンダーやバーコード作成、グラフなど待ってましたというものが9つ用意されています。Webビューワなら既存のリレーションシップグラフへの影響もあまりないので、追加しやすいと思います。

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この中で割と地味な感じのアドオンとしてリッチテキストエディタがあります。

これみた時に何に使うの?と思いました。実は。だってFileMakerのテキストフィールドでは書式設定を割と自由にさせてくれますから。Webビューワですから印刷もできません。

でも10月最初のミンキーでみんなと触ってみていた時に、ああ、なるほど、これならhtmlメールと相性が良さそうと思いました。

ちなみにミンキーは「岐阜発!日本一ダラダラしたい Claris FileMaker オンラインイベント」です。

htmlをFileMakerの基本機能で送る方法とテンプレートは下記のサイトにあります。

とても助かったのですが、一つだけ困ったことがありました。メール本文をどうやって書くか?ということです。タグ手打ち?とか思うわけです。この時は他のhtmlエディタで書いて貼り付けてました。

で、リッチテキストエディタアドオンですよ。

このリッチテキストエディタアドオン、編集した内容はタグ付きのテキストとして保存されます。

そう!タグ手打ちしなくてもいいのです!

設定はアドオンタブに追加して、レイアウトにドラッグアンドドロップ

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次にブラウズモードにして、ギアアイコンからコンフィギュレーターを表示します。どのフィールドを利用するのかを設定して

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オプションでツールを設定します。

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読み込み専用も可能みたいですね。

実際に編集してみます。出来上がるタグが<P>の山なのが今ひつと

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ちゃんと作るとなるとリンク先のような作り方になるようです。でも、例えば新規取引先の申請メールに該当するレコードを表示するためのリンクを書いて送りたい、というよな場合には問題なさそうかな、と個人的には考えてます。

ということで簡単にリッチテキストエディタアドオンを紹介しました。

出たばかりのアドオンたちですが、きっとあなたのFileMakerライフをさらに楽しくしてくれると思います。

もちろん私はとってもワクワクしてます♪

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