見出し画像

ひかめくふたつの恋心 てぃんくる先生の「DX版 恋夜茶会」をお迎えしました!

暮合の訪れが密かな楽しみ。深雪えるです。

先日、3月の新作版画展で電流走ったてぃんくる先生の新作「恋夜茶会」が遂に届きました!

契約した月は楽しみだなぁという感じでしたが、到着予定日が近づくにつれて気が気でない日々が…
本来の予定日より後ろにずれ込みましたが、全国で順次開催していた神絵祭の対談イベントでひっぱりだこなてぃんくる先生。

到着予定日の辺りは奈良の会場にいたようでそりゃ後ろに倒れるのは当たり前ってもの。
むしろあと1ヶ月くらい遅れてもやむなしと考えてましたが、思ったより早かったです。

発送は土曜の午前中にしてもらって、当日は早起きが大の苦手な私も珍しく朝イチに起床、ライトを磨きながら今か今かと待ち構えてました。

かなり早い時間帯に到着。思わず三顧の礼をしながら厳かに箱を開封


滴る光の雫 世界を染める ひかめくふたつの恋心


そこには昼であることを思わず忘れてしまいそうな光景が目の前に。


前回と同じく、高級感溢れる作品保証書

一瞬夢かとも思いましたが同封された保証書が、ちゃんと貴方の傍に届きましたよ!という実感を与えてくれました。

額縁は高級感のある黒の四隅にアクセントを加えてもらいました。この選択は自分の中ではベストだったと思っています。

てぃんくる先生活動25周年ということで、サインではなく記念デザインのプレートを添えてもらいました。

25周年を飾る素敵なデザイン


この日のために広めの壁の面を用意し、いそいそと壁に配置。

この後ライトの位置をあーでもないこーでもない…とうんうん頭を悩ませながらいじくり回すうちに気がついたら夕方に。

日が暮れ、いい感じに部屋が暗くなったところでライトの電源を入れました


きっとこの日を境に、私はいつまでも毎日夜が来るのを待ち焦がれるんだろうな

そう確信。

日中最初に見た衝撃を上回る圧倒的な美しさ。

樹脂の反射で眩しく輝く空間に、


背景の葡萄から幻想的に滴る雫。


淑やかに降りてくるのは華奢な姿にきらめくフリルのドレスをまとった白狼の少女。




そんな世界をゆっくり照らす三日月の夜。

この作品と巡り会えたのは本当に奇跡と思う、心の底から契約して良かったと思える作品です。

更にこの作品の美しさはこれだけにあらず。

私がこの作品に恋に落ちたきっかけとなったもの。

それこそがカラーライトによって彩られるこれ以上ない幻想的な世界です。
本当に「たとえば貴方が忘れたとしても」を迎えた後カラーライト買って良かったと思えました。
この作品には絶対にカラーライトを当てて欲しい。

それを強く推す理由を出したいんですが、あれこれ頑張っても反射でライトが写り込んでしまうのと、カメラの限界で肉眼の1割くらいしか魅力を伝えられない…。

逆を言えば肉眼で見た魅力はこれから出す画像の10倍以上美しいという事なので、もしこれから出させていただくもので少しでも魅力を感じたら是非店舗でカラーライトをお借りしてご覧いただきたく思います。
絶対に感動して貰える自信があります!

故にカメラの限界にむせび泣く…

青ベース


青+緑


昼光色+紫

少し色を変えるだけで印象が違って見えるのがわかるでしょうか…いや本当にカメラヘッタクソすぎて泣けてくる。

断言してもいい。これこそ版画だからこそ出せる魅力です。
印刷そのままではまずこうはなりません。

限られた枚数の中、1枚1枚作家さんが元の下絵から丁寧に時間を書けて多くの色を何重にも重ねたからこそ、
こうしてライトの色の変化が映えてくる。

私がミクスドメディア技法の版画の世界にどっぷりな理由がこれなんです。

特にライトをグラデーション発光モードにしたとき、その魅力が際立って来ます。
動画の埋め込み方がよくわからんかったのでTwitterで投稿したツイートを引用。

特に瞳の色が鮮やかに変わる所、本当に素敵じゃないですか?
これだけでも私が何度も何度もカラーライトを推し続ける理由になってるんじゃないかと思います。

私は最初版画展でこれ見た時本気で鳥肌たちました。

見ていて本当に吸い込まれそうになる、至高の世界が毎日そこにある。

最高に幸せな日々を過ごせています。

版画との暮らし方は人それぞれで、作風も作品との向き合い方も100点をつけるポイントもまた人それぞれです。
最初の1枚目が届いて半年もたたぬうちにこれだけ色々楽しみ方が見つかるし、
他の人の飾り方とか向き合い方を見るとどなたも本当に素敵だなぁと思います。
(カラーライトも店舗で使ってる人みて何あれ!!凄い!ってなったのがきっかけ)

そうした出合いを繰り返して、私の中の美の価値観みたいなのも日々アップデートされていくのかなぁなんて思います。

柄にもなくしんみりした所でこれにて。
ここまで読んで下さった方。ありがとうございました。

皆様の生活に彩りあらんことを、深雪えるでした。それではー。

おまけ


一応追記としてもしカラーライトにご興味が沸いた方がいらしたならと思い、以下私個人としておすすめの紹介です。

・switchbot 26口金 LEDカラーライト

https://www.yodobashi.com/product/100000001006866923/?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=452567830515&gad5=13499690271258396960&gad6=&gclid=CjwKCAjwhJukBhBPEiwAniIcNT84J72g9jJmQyHrWLDfpx8jOzViDDfsIoM5AhH2l8kzq8FygiRFTRoCyJIQAvD_BwE&xfr=pla

以前別記事でも紹介した汎用性の獣。
カラーの他に昼光色、白色は勿論、
専用アプリでデフォルトでグラデーション発光搭載というのは凄く便利。
カラーライトは数あれど、自動グラデーション発光できるライトは割と少ないので、お手頃な価格も含めておすすめです。

・DiCUNO スマート電球 GU10口金

最近買って非常に満足度の高いカラーライト。
ハロゲンライトなので光量がLEDより強く、色の変化の深みがより強く出ます。
何故か4個入りしか無くて財布に少し厳しかったのですが、
普通に昼光色のハロゲンライトの光源としてLEDに比べても非常に優れているので、結果的に自宅では4個全部使ってます。
ハロゲンライトの大きさとしてはこの辺がベストかと。
これ以上のサイズや光量の場合、熱問題が出てくるのでご家庭用向けではないとオノデンさんにも言われました。

グラデーション発光がなく、やるならアプリで手動でゲージをぐりぐりいじってやるしかないことと、10口金なので普通のライトスタンドにはめる場合、別途口金変換ソケットを用意する必要があることだけ注意です。
26→10口金で検索すれば出てくると思います。

10→26口金変換ソケットと間違えないようにしましょう。
左側がはめるスタンド側、右がライト本体の口金です。
逆にすると間接照明のない一般のご家庭ではまず使い道のないソケットになるのでお気をつけ下さい。
私はこれで泣くことになりました。

・天井まで届く長い突っ張り棒

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0812ZXRFT?psc=1&ref=ppx_pop_mob_b_asin_title

急にバカじゃねぇのと思われたかもしれませんが、イーゼルにかけるのではなく私のように壁掛けの場合、クリップスタンドの高さや角度を自由に調節できて三脚タイプと違って場所も取らない。
ある意味壁掛け派最強のツールです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?