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あたたかく見守る世界になったらいいなと思う今日このごろ

小学生と中学生の3姉妹子育て中のアラフィフ主婦です。

自粛生活で感じたことを最近つづっていますが、今回はコロナ対策を契機に世の中がもっとあたたかくなるといいなと感じたことについて書いてみようと思います。

私はコロナが流行りだした当初からインフルエンザくらいに人間社会に蔓延しないと、元の暮らしにはならないよね、と思っていました。すごい当たってるでしょという自慢とかではなくて、単純に考えてウイルスってそういうものだなって感じたからです。

でも、それは上っ面だけの考えで、このウイルスは手強く、特効薬もワクチンもできてくるにはおそらく年単位で時間がかかり、実はもう元の暮らしにも戻れないだろう。そんな社会状況になってくるとまでは思っていませんでした。

そんな実感をしている今「不安はたくさんあるけれどウイルスという自然を相手に焦っても仕方ない」という気持ちも感じるようになってきました。

学校が何もしてくれない、自治体が支援してくれない、政府は何も助けてくれない。文句を言いだせばきりがないこの状況ですが、でも、逆に言えば一体誰なら助けてくれるのでしょう。

誰も正解なんて知らないと思います。どんな有能な指導者だって、先が読めない中、とにかく最善と思われることを尽くしているだけ。誰かが勇気をもってみんなをまとめてくれることで集団生活は成り立っていくのかなと思います。

私にその立場をやれ、と言われても絶対にできないことだし、それぞれのリーダーはリーダーなりの苦労もあって、本当に尊敬すべき存在です。

そういう人たちが間違えてしまったり、ちょっと足りないと感じた時に批判や文句をよく聞きます。「学校のあんなことだめだよね」「こんな政策じゃ足りないよね」「もっと早くやれないのか」など、テレビやネットで批判の応酬もよく見かけます。

責められてばかりではどんな人だってやる気もなくすし、判断を誤る原因にもなっていく。だからそんな時に優しく見守ったり、応援できるような余裕があればいいなと思うのです。

幸い今は自粛で、いろんな人と出会ったり、いろんなものを購入したり、詰め込んで学んだり、そういうことが自然とペースダウンしています。

何かに追われることなく、お互いの立場を尊重して、少しゆとりをもって人と関りが持つ。

リーダーに対してだけではなく、試行錯誤で学習の機会を提供してくれている先生方、日々出会う近所の人や買い物に行ったお店の店員さん、交通整理のおじさん、掃除のおばさん、関わる全ての人に少しずつ感謝や優しい気持ちを増やす。

社会生活のペースダウンでそういう心のゆとりが増やすことができるのではないでしょうか。

でも、こういう願いが持てるのは我が家の場合は家族が健康で、夫の仕事がまだ保たれているからであって、それこそ新型コロナに感染したり、医療や生活を支えて限界を超えて働くような方、自粛の影響で収入が減ったりしているような方からしたら全くのキレイごとだと思います。

そういう本当に切羽詰まって困っている方に優しさが流れていく、そういうところへの対応はスピード感を持ってやってほしい。そちらが優先されていくことは切なる願いです。

どんな立場の人もみんながwinwinでハッピーになれるような、ほんとに理想ですけど(笑)思ってるだけじゃ伝わらない、発信してみないと実現しないかもしれない、気恥ずかしながらそんな気持ちでつづってみました(;^_^A

どうせいろいろ変わっていくなら、子供の失敗も、大人の失敗もあたたかく見守ることができるような世界になっていけば良いと願う今日この頃です。

お読みくださりありがとうございました。

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