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いえづくりレシピ

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みゆう設計室のいえづくりについてまとめたマガジンです
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2019年4月の記事一覧

シャンデリアのある玄関

玄関のシャンデリア。その灯りが玄関ホールに広がります。灯す時も、消灯している時も、どちらも美しいシャンデリア。玄関の良いアクセントになります。 マンションリノベーションをしたスタイリッシュキッチンの家。 玄関には中庭に面した窓がありますが、景色を楽しむというより明るさや風を取り込む窓でしたので、自然光を取り入れながら外からは見えにくいミラーレースカーテンを使用しました。質感の良いものを利用したので、シャンデリアのシルエットも美しくうつります。 玄関は家の顔でもありますので

今の時代だからこそ、スマホを使って家づくりに役立てる

ネットの世界には情報がたくさん溢れています。家づくりの情報もたくさん集まるようになりましたが、逆に、それを整理する方法はあまり無いのが現実。つまり情報は流れてくるし、気にはなるけれど、それを自分のところに留めておくことができない。 家づくりの場合は「気に入ったタイル」「使いやすいキッチン」など、気に入った部分を視覚的に保存することができるので、私はPinterestを使うことをオススメしています。設計をする時に情報交換しやすいので、事前にPinterestで好みのインテリア

樹木柄のレースカーテン

透明感のあるキッチンから見える「スタイリッシュキッチンのある家」のダイニング窓には樹木柄のレースカーテンが。 レースを室内側に設けています。 木のカタチが透明に抜けるので、背面にかけられた濃い色のドレープカーテンの色が透けて見えます。 日中は厚地を開けておくと、これまた透明感のある窓演出に。 とても上品で人気のあるレースカーテンです。 生地はフジエテキスタイルの樹木柄のレース地「エルケーア」を使用しました。

透明感のあるキッチン

透明感のある扉面材、ステンレスのハイチェアとステンレスカウンター、ガラスモザイクタイルを貼った梁、そしてそれらのインテリアをキラキラと照らすシャンデリア。 スタイリッシュキッチンのある家は、このキッチンをデザインベースにしたリノベーション。もともと壁付けで1つの部屋として設けられていたキッチンの壁を取り払い、リビングダイニングに向けてこのキッチンを設けました。 このキッチンはトーヨーキッチンで、大きなシンク、2つの水栓が特徴。シャンデリアが本当によく合います。 配管スペー

ハーフユニットバスとヒノキの風呂

ヒノキの板張り壁の浴室。森を見ながら入れるお風呂。ハーフユニットバスを使用しています。 実際は窓には目隠しもしてありますが、森が見たい時には見られるように思い切って透明ガラスの窓にしました。 疲れた時にゆっくりお風呂に浸かってホッとできるように。家の雰囲気を活かすためにヒノキの壁に。ただ、メンテナンスは楽にしたいということで、浴槽のラインより下がユニットバスになっている、ハーフユニットバスを選びました。 奥さまは浴槽につかる気力もないくらい仕事に疲れたときに使うために

南向きの窓は全て小さめの高窓に

シンプルで板張が映える外観の「森を望む家」 道路に面した窓は南向きではありますが全て小さめの高窓にしました。道路から室内が見えないのがメリットです。 南側の窓は大きくするべきと思われがちですが、森を望む家の場合は南側よりも森が見える北側の方が風景が良いので、できるだけ北側に開ける間取りにしています。 また平屋なので単調になりがちな外観を、勾配天井でロフトのある子ども部屋をアクセントにして板張りにしています。 ただ天井が高い部屋にするのではなく、外観にも活かし、ロフトもつく

森を眺めるダイニングカウンター

森を眺めるダイニングカウンター。大きな窓、コーヒーを飲みながら森とウッドデッキを眺める。そこにはお気に入りのアンティークのペンダントライト。 好きな音楽をかけて、パソコン作業をすることも。帰ってくるとお子さんがカウンターにプリントを出して、それを確認する場所にもなっている。 ダイニングから見えるキッチンの窓。 そこにはお皿や料理を置くことができるカウンターがあります。 ウッドデッキで食事をするときは、キッチンの小窓から食事を出し入れできます。 ウッドデッキが心地よいので、

森に向いて開放的なキッチン

森の中にあるようなキッチン。「森を望む家」のキッチンは森に向いて開放的なキッチン。小窓からはウッドデッキへお料理やお皿を出し入れすることも可能です。 開放的なのは森との一体感だけではなく、収納の仕方も。 全ての収納をオープンにして、家族全員で何がどこにあるか把握するようにしています。 キッチンの横には奥様のワークスペース、キッチンの奥にはこれもまたオープンなパントリー。 自由度が高く、その時々で収納をプラスしたり減らしたり、ライフスタイルに合わせて変化させられるキッチンで

黒皮鉄のスイッチプレート

玄関入ってすぐのスイッチは aizara さんに制作して頂いた黒皮鉄のスイッチプレートを使用した「森を望む家」 玄関ドアの取っ手(外側)や押し板(室内側)も制作して頂きました。 何ヶ所かトグルスイッチを使用しましたが、玄関は黒皮鉄に合わせて黒のスイッチを。他の部屋は白のプレートで白のトグルスイッチを選んでいます。他にもアンティークのスイッチなども使用しました。 玄関土間にはベンチと小窓があります。小窓は子ども部屋とつながっています。アンバー色のステンドグラスを固定して小窓

帰宅した時にすぐ手洗いうがいができる手洗いボウル

トイレの外に手洗い。洗面所のほかに手洗いがあると、お子さんが遊んでいるときや、帰宅時に手洗いができるのでとても便利です。 「森を望む家」の手洗いは、子ども部屋、寝室、玄関、リビングと近接しています。お子さんが帰宅した時にすぐ手洗いうがいができる手洗いです。 リビングにも近いのでお客さんが来られた時も使ってもらえます。 水栓は壁付けで濃紺のボウル。鉄のオリジナルフレームを作りました。照明は船舶用のものを使っています。 スイッチやトイレのドアノブにはアンティークショップで購入

おしゃれで実用的な黒皮鉄のパネルを設けたトイレ

トイレに黒皮鉄のパネルを設けた「森を望む家」 パネルにはマグネットでカレンダーや学校のお便りなどが貼られています。 お便りを冷蔵庫に貼る人も多いと思いますが、トイレに貼ると1日1回はじっくりお便りを見るので予定を忘れることが無いそうです。 このアイディアを思いついたのは奥様。家の設計をしている間、じっくり間取りを見て考えたいのでトイレに間取り図を貼っていたそうです。わざわざ考えるために見るよりも、何となく見ることで見えてくるものがあったとか! この撮影の後、カー用品でマグ

スパナのドアハンドル

北欧スタイルの住まいの「森を望む家」ですが、その空間に馴染むようにところどころアメリカンビンテージのインテリアパーツを使用しています。ご夫婦の好みのバランスをとってパーツ選びをしました。 ご主人の仕事部屋のドアハンドルには、なんと!スパナを使用しました。スパナ型のハンドルではなく、本物のスパナです。好きなものをインテリアパーツにすると、さらに家が好きになりますね。 実は「森を望む家」にはトイレとこのご主人の仕事部屋、シューズクローゼットにしか扉がありません。普段から扉を開

家族一人一人のスペースに分けたウォークインクローゼット

洗面所と連続したファミリークローゼット。「森を望む家」のファミリークローゼットは家族一人一人のスペースに分けています。基本的に洗面所で洗濯物を部屋干しされているので、取り込んでそのままハンガーにかけたり、洗面所の作業台で畳んだ洗濯物をそのまま収納したりできます。 ファミリークローゼットの棚にはハンガーを設けているので、お子さんの成長段階に合わせてハンガーの高さを変え、自分で衣類を選び片付けできるようにしてあります。家族全員が同じ収納の仕方をするのではなく、衣類の種類によって

キッチンツールを風通しの良い窓際へ

キッチンツールを風通しの良い窓際へ。森を見て過ごす、というテーマで建てられた「森を望む家」はキッチンも森を見ながら作業できる空間に。 また、ただ森を見るだけではなく、キッチンツールを風通しの良い窓際へ置くことも可能な棚を設けています。 使いやすさと心地よさを兼ね備えたキッチンです。キッチンの高さはご主人に合わせて90センチ。シンクの深さは深めにして作業しやすい高さにしてあります。またキッチン中央にテーブルを置いてあるのですが、このテーブルはキッチンカウンターでは少し届きにく