出産前から現在まで、自分のためにやっておいてよかったこと
『子育てエンジニア・クリエイター Advent Calendar 2017』の9日目です。
1歳5ヶ月間近の息子がいるウェブディレクターです。
昨年7月に出産、今年の4月から社会復帰しました。
保育園の洗礼なのか、子どもは頻繁に熱を出すようになり、なかなか会社に行けず苦戦中です。
産休・育休中は、思っていたよりなーんにも出来なくて、もう少しお勉強したり趣味の時間も持てるのかなと思っていたのですが、まったく無理でしたね…。
特別たいしたことはしていないし、偶然うまくいっただけという部分もありますが、自分が気持ちよく暮らすために、意識的にやっておいてよかったなってことを書きたいと思います。
ディレクター的、段取り力です。知らんけど。
義実家にiPadをプレゼントして写真や動画を共有
夫の実家までは車で1時間弱。月に1回程度は顔を見せる機会を作ってはいますが、日常的にはあまり接点がありません。その反面、私の両親とは二世帯で暮らしており、日常的に関わりが深い。
そこで、嫁は考えました。
パソコンやスマホの無い夫の実家にiPadをプレゼントしようと。これで写真や動画を共有したり、FaceTimeでも繋げば、頻繁に連れてこいと言われないはず!(※連れて行けば子どもを見てくれるので、実際はわりと喜んで連れて行っています。そして、どうしてもしんどいときは義実家でも昼寝をする嫁です)
これは、子どもが生まれる前の産休中に準備しました。
まずはWi-Fi版のiPadを購入、そしてデータ通信オンリーの格安SIMを契約。すぐに使えるようにアカウント作成したり、セットアップをしてからプレゼント。写真や動画の共有には、iOSの写真Appを使っています。
スマホも使ったことのない義両親でしたが18年ぶりの孫誕生という大イベント、孫の写真や動画を見たい!という欲求は、タブレットという壁ぐらいなんなく乗り越えてくれました。
これ、ものすごーーーーーーく喜ばれてます。今も毎日、何度も何度も見返しているそうです。iPadに貼ったフィルムが剥がれてきているので、よほど強い力でフリックしているのでは…と思いますが。FaceTimeはいらないと言われて、結局使っていません。子が喋るようになるといいかもね。
初期投資のiPadと毎月通信費約1000円弱は発生していますが、嫁の親と二世帯で暮らすという選択をしてくれた夫の中に(おそらく)あった「自分の親ばっかりあれこれしてあげて、俺の親には?」っていう小さな不満も解消されたし、孫に会いたいけど、毎日長時間相手をする体力は無いっていう義両親の要求も満たされているし、「嫁が全部用意してくれた!!!」と嫁の株は上がりっぱなしだし、いいことしかない!
毎日の保育園準備の効率を良くする
0歳児、保育園に行くだけでオムツとお尻用タオル(日々の補充分)・お食事エプロン3枚・おしぼりタオル3枚・ループ付きの手拭き用タオル1枚、着替えの補充分、そして連絡帳と毎日大荷物。月曜日はお昼寝用バスタオル2枚も追加。
そこで、保育園に必要なものは1箇所にまとめて設置することにしました。
これは社会復帰直前の時期でしたが、絶対毎朝ドタバタすることが目に見えていたので、ルールを先に決めてしまうことにしました。
カゴの中には、洋服とバスタオル以外のものは全部入っていて、洗濯してたたみ終わったものはこのカゴの中へ。オムツは、お名前スタンプを押してあるものだけ入れるルール。
そして、保育園に持っていくトートバッグはすぐ横にかける。
保育園から帰ってきてバッグを空にしたらすぐに、この場所で翌日のセットを作ることにしています。
連絡帳もこの横に開いておいておくことで、生活メモをそのつど書くことができるようになりました。最初の頃は別の場所に置いてあって、1日分何も書いてなくて、翌朝困ることも多々ありました…。
たったこれだけのことですが、あっちこっちにある物をかき集めていたら絶対に忘れ物をする自信があるし、朝の時間を少しでも節約したかったので、これは大成功でした。
パパっ子にする
これは、たまたまうまくいっただけなので、誰でもこうすればできるよというものでもないのですが、最初から社会復帰をするつもりでいたので、「ママじゃないとダメ」な子になると困るなあと思っていました。
幸い、家事や子どもの世話には協力的で力持ちの夫、子が赤ちゃんのうちからとにかく抱っこをいっぱいしてもらいました。
抱っこはとーちゃん、眠たいときもとーちゃん、お出かけするときもとーちゃん、おむつ替えもとーちゃん。日中は仕事でいませんが、家にいるときはできるだけ夫が真っ先に子に触れるようにしていきました。
わかりやすく言うと、食べること以外はなるべく全部とーちゃん。
そうするとね、さすがに子の中で「とーちゃん is No.1!!!」
なんなら、2番はばーちゃん、3番はじーちゃん、かーちゃんのランクは最下位の4位(とはいえ、少し前の入院で何か感じたのか、かーちゃんランクはじわっと上昇中)。
おかげで、夜のお出かけもOK、宿泊ありの出張もOK、なんら支障なく、いつもどおりの生活をしてくれたましたよ。子はね。
夫や祖父母はヘトヘトなので家族には迷惑をかけてます。でも、「かーちゃんを探し回る」こともなく、「かーちゃんがいないと眠れない」ということもないのです。
まとめ
以上、3つ書いてみましたが、どれもこれも、子どものためではなく、自分のためのことばかりです。もちろん、子どもはかじりつきたいぐらい可愛くて最優先ではあるものの、自分にも仕事があり、仕事以外のやりたいことだってある。
義実家との関係を良い状態でキープする、毎日繰り返す作業はなるべく無駄を省く、そして子どものママ依存度を低くすることで自分の負荷を下げる。最後のは、夫や自分の両親のおかげでもあるので偉そうなことは言えませんが、自分の心身を健やかに保つためにできることは、なるべく事前にやっておこうというお話でした。
余談:スケジュール共有はアナログで
我が家は結婚したときから、ほぼ日ホワイトボードカレンダーでスケジュール共有をしています。青は夫、赤は私、黒は息子および家族の予定と色分けでしていて、忘年会の予定などは書いたもの勝ちです。ザ・アナログです。写真は、2015年版ですね。まだ結婚する前の写真だなー。
夫婦ともどもiPhoneを持っているのだし、スケジュール管理アプリとかタスク管理アプリとか使おうと思えば使えなくもないと思うのですが、夫はSNSも使わないアナログ人間なので今のところ、無理にデジタル化する必要もないかなというところです。
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