運動に苦手意識がある人にこそ、パーソナルトレーニングがオススメという話
「今年やってよかったこと Advent Calendar 2018」 の6日目です。
「運動会の日に学校が火事になればいいのに」と祈るような小中高時代を過ごした私がまさかトレーニングを1年以上続けることになるとは…。
スタートは昨年10月、トレーナーさんに自宅に来てもらう形でのパーソナルトレーニングを始めました。メインは筋トレ。だいたい月に3〜4回。
ダイエットというよりは老化対策
産後あんまり痩せないどころか社会復帰したら余計に太ったぞというのもありますが、これから活発に動き回りそうな匂いがプンプンする男児を育てる以上、いつでも急に動ける身体でいないとダメなんじゃないかなということ、産後から続く足底筋膜炎や膝の痛みもあるし、ちょっと走っただけぜーぜー言ってて、このままだとヤバイなあ、老後は歩けなくなりそうだなあと感じていました。
そこで、母に紹介してもらったトレーナーさんに、パーソナルトレーニングをお願いすることにしました(母は50代60代の友人たちとストレッチ体操のグループレッスンを数年続けている)。
結論を先に言うと、体重はまったく減っていないものの、筋肉は少しついてきた実感あり。背中やお尻は引き締まったなあとも思います。
体力もついた。わかる人にしかわからない話だけど、大阪メトロ堺筋線の天下茶屋駅のホームから南海電鉄の天下茶屋駅のホームまで、多少息は上がるものの階段で上がれるぐらいになったので(地下2階ぐらいから地上2階ぐらいかな)、基礎的な身体づくりという点ではうまくいってる気がしています。
どんなトレーニング?
自宅でやれることになるので、基本的に自重トレーニング。たまにトレーナーさんがフィットネスバーやバランスボールの大きいのを持ってきてくれるけど、ほとんどは階段や手すり、キッチン、リビングの壁などを使います。下記のページに出てくるやつ、いろいろやってる!
Muscle Map
https://darebee.com/muscle-map.html
幸いなことに「この家はトレーニングできる場所がいっぱいある!!!」と先生が喜ぶ(?)造りになっているので、毎回いろいろ場所を変えたり、やり方を変えたりしつつ、まずは、自身の癖を直すところを重点的にやっていくことになりました。
身体のパーツの正しい位置や、使うべき筋肉、体重をかける場所。ひとつひとつ、癖を修正するための地味なトレーニングを繰り返してきて1年。
40数年間、足の外側ばっかり使って、内側の筋肉ほとんど使ってなかったとか、土踏まずが無いとか、なかなかの衝撃。土踏まずなんて当然あると思ってたのに…そりゃ、どんくさいわ…。
最近はようやく正しい形が認識できてきたのか、足を前に出したときに外側ではなく、ちゃんと内側の筋肉が使えている感覚があります。まだまだですけどね。
運動が苦手な人にこそ勧めたい
子どもの頃、運動神経の無さから体育の時間が苦痛でたまらなかった私は、運動は苦手、嫌い、向いてないと思って生きてきたけれど、個人的にトレーナーさんに見てもらうことで、苦手な気持ちは少し克服されてきて、今は「体を動かすって気持ちいいんだな」と思い始めています。
「運動神経が無い」「どんくさい」「あんたにスポーツは無理」と言われ続けてきた私のような人は体の動かし方、筋肉の使い方が「本能的にわからない」だけで「教えてもらえばある程度できる」のではないか、と考えるようになりました。
変な走り方になるのも、身体がうまく扱えていないだけ。必要な筋肉が育っていないだけ。
あと、なによりも恥ずかしくない。
どんくさいことを笑ったり茶化したりする同級生もいないし、本気を出せとか言い出すアホな教師もいない。
むしろ、ちょっとできたら、トレーナーさんにめっちゃ褒められる。自分にも運動できるんじゃないかな…!という気持ちが芽生えてきます。
もうひとつ、身体のメンテナンスをしてくれる人がいるというのもとてもいいです。トレーニング後のストレッチや軽いマッサージもそうですが、体型的にもともとこりやすい首や肩、子どもの抱っこで痛くなる腰、毎週、身体を触って張りをチェックしてほぐすような動きを取り入れてくれる。あまりにも私が疲れているときは、運動量を減らしてメンテナンスの比重をあげてくれる。
おかげで、身体の不調を感じることはずいぶんと減ってきたなと思います。夫にも「そういえば、しんどいってあんまり言わなくなったね」と言われたばかり。
次のステップへ
2年目に入ったからか、そろそろ有酸素運動も取り入れようということで、最近のトレーニングは公園へ繰り出し、歩いたり軽くジョグしたりして、青空を見ながら筋トレ。暑くもなく寒くもないという絶妙な気候が続いていたので、なかなか気持ちいいけど寒くなってきたらどうかな。願わくば、苦手意識の塊だった「走る」ということを苦痛に思わなくなりたい。
当面は、今のペースで続けたいところですが、春ぐらいから子どもをプールに通わせたいなと考えていて、そうなると毎週末のトレーニングは難しくなりそう。春以降は頻度は下げるかもしれないけれど、それでもせっかくできた運動習慣は継続したいと思っています。
とはいえ、日々の自主練はそんなにできておらず、夜のほとんどは息子と寝落ちするし、朝はお弁当作りで忙しいしでサボりがち。かろうじて、腹筋とかちょこっとやって、「やらないよりマシ」と言い聞かせている感じです。もったいないので、もうちょっと頑張ろうね、はい。
余談ですけど
「40前後あたりから、周囲の友人たちもダンスや運動をする人が増えてきた」って話を、若い美容師さんにしたらまったくピンと来ていないようだったけど、多分なんかそのへんの年齢になると、「運動せなやばいで」っていうアラートが出るようにプログラミングされてる気がしてる。生命維持装置かな。
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