Shopify Bootcamp Vol1~2
11月からShopify Bootcampに参加しているのでその感想をつらつらと書きます。(というか実は今週に中間試験があるので、いい加減整理しないと最後まで受けれないという焦りが9割。)
強力なレベニューシェア制度
まず、作る側のメリットというとレベニューシェアモデルというストックビジネスという点でしょうか、毎月ユーザーの課金額の20%というのは数をこなせば美味しいモデルです。その分保険屋さんのように有形無形のお世話は必要でしょうが個人でもストックビジネスが出来るのはメリットです。
それと導入企業側のメリットは大きく分けて三つほどあります。
多言語対応が可能
はい読んで字のごとくなのですが、世界中にマーチャント(事業者の事)ECを展開しているので、多言語対応はもちろん、税率、配送などもできるマルチな機能が満載しています。今注目されている越境ECなんかも、このShopifyプラットフォームを基盤としたら、ローコストで商いを始めることが出来るので選択肢としては有力です。
マルチチャネルコマースに対応できる
今のECだと当たり前かもしれませんが、自社EC以外に楽天やヤフオク、Instagramと他のプラットフォームにも展開しながら、リーチを広げている店舗が殆どです。大規模になると楽天担当とか本店担当とか、ECなのに店長みたいな名前の担当が居るところも多いかと思います。
そして、その各プラットフォームでの売り上げを計上するのは非常に面倒な作業だったりします。そして、実店舗がある場合はそこも考えて在庫処理をしないと販売機会損失になったり、クレームのもとになります。
そういった懸念を払拭してくれるのがマルチチャネルコマースです。もうマルチとつだけで胡散臭いと思う方もいるかもしれませんが、売り上げから在庫まで高度に連携しているとプラットフォームの意義は高くなると感じました。
ヘッドレスコマース運用が出来る
この言葉を聞いた時、なんじゃと自分も思ったのですが今やほとんどの店舗でECを少なからず行っているところが多いかと思います。リニューアルに際して、それらのシステムで利用しているデータをどうするかが常に問題になります。Shopifyは大規模システムながら柔軟な運用が可能で、既存データをCSVなどの所定の形式でコンバートすれば、在庫情報などの処理データを引き渡すことができます。今までの運用やデザインを変えずにShopifyの良い部分を追加できるので、実績がある店舗ほどその拡張性が魅力に映るのです。
※もちろんこの運用にも一定の制限はあります。
加えて、頼もしいのは一番低い29ドル(約2900円)のベーシックプランでもアクセス増による追加の重量費用などもなく運用が出来る点です。運用していく間にさらなるインフラ投資が必要になったとしても大手でも2000ドル(約20万円)で済むのは拡張性を考えなくてよいので、今後の主流になりそうです。
まとめ
という「Shopify」いいよ!という話が1~2回目の話だったのですが、Shopifyも慈善団体ではないので、ちゃんとオプションではちゃんと取るところはとっています。たとえばDMは250通までは無料ですが、それ以上になると1000通ごとに1ドルかかります。店舗のQR決済の場合は手動操作が必要にたりします。それでも、数千件/分で実績のある「落ちづらいサーバー」というのは魅力ですし、今後も需要は高まるとおもいます。さて、今日が第3回目でテストなんだ、後日にテストなんだ。どうしよう。