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手の使いすぎにご注意を!

半年ほど前から、ふとした瞬間に手首に痛みが走るようになり、定期的に通っている整骨院で相談したところ「ドケルバン病」と言われました。

ドケルバン病とは

私は聞いたことがなかった病名ですが、簡単に言うと親指の腱鞘炎とのこと。

妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのが特徴です。

日本整形外科学会HP

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根っからのインドア派なのでスポーツは考えられませんが、長年パソコンを使う仕事ばかりしてきましたし、スマホの使用も考えられる要因の一つ。

原因は何であれ、ずっと痛いのも困るので整形外科を受診しました。
診断はやはり「ドケルバン病」+「母指CM関節症」。
あれ、何か病名が増えた?💦
最初は手首の痛みだけだったのですが、その内親指の付け根も痛むように。それが「母指CM関節症」だそうです。

症状

こうなると、普段何気なくしている動作にも支障をきたすようになりました。
重い物を持つ、ドアノブを回す、瓶の蓋を開ける、髪を洗う。
料理中もフライパンを片手で持つことが出来ません。
他にも、洋服の販売を仕事としているので、服をハンガーにかけたり、外したりするだけでも痛みが走ります。
驚いたのが、習っているお茶のお稽古にまで影響が出たこと。
お茶をされている方はご存知かと思いますが、柄杓の扱いの一つ、引き柄杓。親指を柄杓の端を通るようにぐるっと回すのですが、親指が開きにくいので思うようにいきません。
親指ってこんなに使ってるんだな、と改めて思いました。

治療について

まずは湿布や塗り薬、痛み止めなどの飲み薬を処方され、手首を固定するようなサポーターを装着、合わせて電気治療を続けていくことに。
何度か薬を変えてもらったのですが、痛みが改善することはなく、夜寝ていても、無意識に寝返りを打つと痛みで目が覚めることもしばしば。

最初の受診から数ヶ月が経った先日、注射という新しい治療法を提示されました。
傷めている腱鞘に直接薬剤を注射することで、ある程度速効性が期待できるとのこと。
毎日痛みで睡眠を妨げられるのも、そろそろしんどくなってきたのでお願いすることにしました。

すぐに用意された注射器。そんなに珍しい症例でもないはずなのに、普段より多い看護師さんたちに遠巻きに見守られながら、注射スタート。
正直思っていたより痛い!一息に薬剤を入れる訳にいかないのは分かるけれど、ビックリするほどゆっくり注入されるので、痛い時間が長い!
それでも注射が終わった直後から、普段なら痛む動きがスムーズに出来るようになり、「おぉ!」となりました。

注射から数日、患部の腫れはひき、痛みも驚くほどマシになりました。親指が開きにくいのは変わりませんが、ここ数日、夜中に痛みで目が覚めることはなく安眠できています。
しばらくは薬と電気治療を続け、完治を目指したいと思っています。

結局何が原因だったのか分かりませんが、スマホやパソコンだけでなく、何かと指先を使うことが多い時代です。
皆様も手の使いすぎにはご注意を😊

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