昔好きだったもの

脳の整理と思考の確立のために、毎日note書くと決めたは良いけど
書くことがないので、小さい頃好きだったものを思い出してみる。

幼稚園に入った頃くらいから絵を描くことが好きだった。
幼稚園の自由時間、みんなが外に出て遊んでいる時に
一人で教室に残って床にお絵描き帳を開いてずっと絵を描いていた記憶がある。
私の居た幼稚園はお絵描き帳を使い終わったら自己申告制で新しいものを貰えるシステムだった。
余りにも消費量が凄かったのか、先生に「もうちょっとゆっくり使ってね」みたいなことをやんわり言われたことを何故か強烈に覚えてる。
一度だけ実家で、その頃のお絵描き帳が出てきて見たことがあるけど
全ページにわたって描かれていたのが、眉毛のある二足歩行のうさぎで凄い怖かった。好きだったんだね、うさぎ。眉毛はちょっと分からないけど。

何で絵が好きだったんだろうと思った時に、両親の影響も少しだけあるかもしれないとふと思った。

母親は美術の専門学校を出ていて、家の中には母親の描いた絵やハンドメイドのトールペイント(昔ちょっと流行った、木で出来た小物入れやプレートにお花の絵とかを描くやつ)が散りばめられていた。
小さい頃の身近にあった小物なんて他には何も思い出せないのに、母親が手作りしたものだけは今でも鮮明に思い出せる。
本当に無意識の中で、私はそれらを好ましいと思っていたんだなと、これを書いていて気付いた。

父親はよく、家族をデフォルメした似顔絵やイラストを描いて私たち家族を笑わせてくれていた。
一冊のノートに、家族をネタにした4コマや、将来建てたい理想の家などを書いていて、私と兄はそれを何度も何度も繰り返し読んだ。
あのノートは今どこにあるのかな。
今度実家に帰ったら探してみよう。

話は戻るけど、小学生になっても変わらず絵を描くのが好きだった。
友達と交換日記スタイルで、1ページ交代で漫画を一緒に描いたりもしていた。
ただ小学校5、6年生の頃かな。
「凄く絵が上手な子」っていうのがクラスみんなの共通認識で分かるようになってきて、なんとなく絵を描くのをやめてしまった気がする。

そこに明確な理由があった訳ではないけれど、なんとなく
「私はあそこまで上手じゃないからいいや」っていう気持ちがあったんだと思う。

ただ純粋に好きという気持ちで描いていた絵が、評価とか周りの目を気にするようになって楽しいだけの絵では無くなってしまったのかな。分からないけど。

それから何十年も経って今、たまに気が向くと絵を描いたりしている。
とても上手とは言える絵ではないけれど、気付いたら時間を忘れて描いている。

過去好きだったものと思って絵について書き始めたけど、
私は今でも絵を描くことが好きなんだってことに気が付いた。

久しぶりに絵を描こうかな。






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