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語学オタクのアラ還主婦の英語修行〜番外編〜

閑話休題。

こんにちは、Gerryです。yumenotamagoさんのかわいいイラストお借りしました。

英語を教える仕事をしています。会話も文法も色々教えています。英検対策もやったりします。近年英検人気は高まるばかりで、受験の低年齢化が進んでいます。

ご存知でしょうが、英検のレベルはざっくりいうと
5級→中1
4級→中1から中2
3級→中学卒業
準2級→高2
2級→高校卒業
準1級→大学1〜2年
1級→大学卒業〜
となってます。

3級に合格するには中学校で学ぶ知識が必要だし、2級に合格するには高校で学ぶ知識が必要になります。面接だと、準2級あたりから社会的な問題(環境問題とかインターネットとか)についての質問がなされるので、そういった知識も必要になります。

私は今2級合格を目指す小学4年生、準2級合格を目指す中学1年生、準1級合格を目指す高校2年生を指導しています。(今回の試験で2級と準2級の2人は無事に合格を果たしました!)

で・す・が・・・・・

はたからみれば「すごい!」ってなるんでしょうが、教える方は大変です。

中学校にも行っていない小学生に “Some people say that shoppers are influenced by advertisements too easily. What do you think about that?”
(買い物客は広告に影響されすぎているという人がいますがどう思いますか) とか
高校生に “Agree or disagree: Japan should aim to have the largest economy in the world.”
(賛成か反対か:日本は世界最大の経済を目指すべきか)
というトピックについて英文で答えさせるんですよ。

日本語で考えてもなかなかアイデアがまとまらないんです。こうなってくると英語の勉強以前に、社会的な質問についてきちんと自分の言葉で受け答えができる必要があるってことになります。

アイデアが思いつかなければ英作文することはできませんからね。

以前に英検1級のリーディング問題対策として、知識を増やすというのをお話ししましたが、まさにコレです。いくら英語ができても、アイデアが出せなくては答えられないんです。日本語での思考能力も問われてるんですね。普段から問題意識を持ってないとダメってことですね。英語の学習だけやっていたのでは合格は難しいものになると思います。

そしてもう一つ大事なこと。

時間制限です。

リーディング問題の最後にくるのがライティング。20分から25分程度しか時間を割けません。この短い時間の間にアイデアを出して英語で作文して、ミスがないかを確認しなけりゃなりません。

じっくり考えればできるかもしれないライティングですが、制限時間内に終わらせるのはかなり大変なんです。

面接の場合だと試験官とやりとりするわけですから、5分も10分も考えてはいられません。即座に対応できることが求められますからね。

ライティング対策ではタイムマネジメント力を、面接対策ではクイックレスポンス力の強化を心がけました。ふぅ…。なかなか骨が折れましたね。

知識とタイムマネジメント能力。英語の能力と一緒にどうやったら効果的に伸ばすことができるのか、試行錯誤の日々です。

教える方の修行もまだまだ必要ですね。精進します。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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