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町議会一般質問(4)茂木重幸議員

茂木重幸議員

1.森林に関する諸課題について

(1)宅地造成、太陽光発電施設等により緑が失われているが、考えは。

 風致地区の指定が現状に合っているのか、という視点もご提示いただきました。

 野立ての太陽光発電施設に関しては、ガイドラインを令和2年4月に策定し、11月にはさらに厳しい内容としました。11月の改正では、風致地区と第一種低層住居専用地域での設置を抑制し、土地面積に応じて緩衝帯を設ける、植樹するなどの規定となっています。

(2)町はゼロカーボン宣言の用意はあるか。

 町は、県の気候非常事態宣言には既に賛同しているが、今後、町独自の気候非常事態宣言をする考えがあるとお答えしました。

(3)国政において行政による森林運営管理の動きが見えるがその対応は。

 令和3年度は、森林所有者への意向調査に着手することとしています。

2.耕作放棄地対策について

(1)就農人口の高齢化、減少により、荒廃遊休農地が目につくが、現状と対応は。

 12月議会でも質問のあった、農地の取引ができる下限面積50アールの緩和の検討を進めていること、そばの種子配布、刈り取り作業の支援、そばの出荷量に応じた町独自の補助などによりそばの栽培を奨励していることをお答えしました。

(2)工作不可能田畑の地目変更の簡素化により、土地の有効利用が図れないか。

 法令遵守の必要はあるが、長年放置されているような場所があることは認識しており、農業委員会で判断し対応を進めていく旨を答弁しました。

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