IT企業の非営利団体支援プログラム「Tech Soup」を使ってみての感想

久しぶりに更新します。今回は労働局の認定企業のお話ではなく、非営利団体向けの支援プログラムを利用してITツールの導入までの流れと感想をまとめてみようと思います。

テックスープとは?

世界中のIT企業によって構成された非営利活動を支援するグローバル団体です。MicrosoftやGoogleなど100社以上のIT企業が、社会貢献活動として参画しています。

https://www.techsoupjapan.org/

日本でのテックスープ・プログラムは特定非営利活動法人日本NPOセンター(https://www.jnpoc.ne.jp/)が運営・管理しています。

テックスープを利用できる法人

NPO法人
公益法人(公益社団法人・公益財団法人)
社会福祉法人/公立図書館 (都道府県立、市町村立、東京23区立)
一般社団法人【非営利徹底型のみ寄贈可】

これらの法人格をお持ちの法人が利用でき、それぞれ登録の仕方や登録の際の必要書類は法人格によって変わります。

自法人で実施した例

私が所属している法人は特別養護老人ホームやデイサービスなどの高齢者事業を行ってます。事業所が5つあり150名の職員数の規模です。
2016年にテックスープに団体登録を行いました。
その後MicrosoftのサブスクリプションサービスのOffice365を利用し始めました。登録処理に諸々あったのですが、現在はMicrosoft 365 BusinessBasic/BusinessStandard/BusinessPremiumの3つを利用しております。

導入のメリット・デメリット

もともと当法人では社内で利用するグループウエアとしてTeamsやoffice製品としてサブスクリプションのoffice365を利用しておりました。
法人内で約40ライセンス分のBusinessBasic/BusinessStandardを利用しておりました。
テックスープを通じて非営利団体向けプログラムを利用することで、BusinessPremiumが10ライセンスとBusinessBasicが100ライセンス寄贈され、BusinessStandardが非営利団体向けの料金になったためコスト削減につながりました。

社会福祉法人の規模によりますが、TeamsやSharePointをつかっていく分としては、ライセンス数は十分にあり、有料のアカウントを追加利用するにして70%Offほどで利用できるので対コストパフォーマンスは十分に発揮できると思えます。

次回に、テックスープの登録からOffice365の取得までを記載しようと思います。


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