夢の話

珍しく1人で散歩をしていた
鎌倉の住宅街のようなくねくねした道
すると息子からLINEで
この近所で行列のできるご飯屋さんを探している
が、見つからず
私に知らないか?と尋ねてきた
文面を見ると私の歩いている場所からはすぐ近く
先に行って脅ろかしてやろうと
店を探した

案の定 店はすぐ見つかった
しかし息子はまだ来ないLINEで地図でも
などと思っていると店の中から店員さんが

まもなくご案内差し上げます

私は慌てて「予約とかしてないんですけど」
店員さんは 大丈夫ですのでそのまお待ちくださいと優しく言ってくれた
ほっとして落ち着いた目で 改めてお店を見ると
なかなかの風情があるお屋敷っぽい建物だった

高そー
このまま並んでて大丈夫なのかな?
それでヤツ(息子)が懐をあてにしてLINEしてきたのか?
考えていたら後ろの方に息子の顔
間に合ったのかな?
しばらくして店員さんが
長い行列の客たちを店の中に案内してくれた
中は木造の学校みたいなただ広いだけのスペースに
昔の鉄工所とかの事務所にあった事務机が
この字型に並べられて
コの字の真ん中にも客が向き合うように
机がぎっしり並べてある
そこへカニ歩きで間をすり抜けながら席につき
テーブルクロスも無い薄汚れた机を見て
ここで食事するの?と疑問に思う
まわりのおしゃべりに耳をすますと
料理以外にはお金を掛ないから
リーズナブルな料金で一流の食事が楽しめる
そんな感じらしい
その後何品か料理が他の客に運ばれて
皆が美味しそうに食べているのを
傍で眺めていたら

次の場面ではもう外にいて
食事もデザートも会計も全て終わっている
門の左に「腹ぱんだー」と満足げな息子

お前は食べたのか?!

そこで店の中から店員さんが
お忘れ物ですお土産の紙袋を渡してくれた
が、それは息子用で私には無い
なんだかなー夢なんだから食べさせてよ
そう思ったら雨が降ってきて
目が覚めた

不完全燃焼な夢だった
悔しいから今日の夕食は少し豪華にしてやるぞ!

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