学校再開どうするんだ問題①

2月下旬に、突如一斉休校が養成されてもうすぐ2ヶ月が経とうとしている。あれから、4月に再開だとか、やっぱり休校だとか、登校日を設けるとかやっぱりナシだとか、オンライン授業どうする?とか、明日までに課題を用意せよとか、寝耳に水&朝令暮改のオンパレードで、いささか疲れた。

学校の内部が今どうなっているのかとか、休校中の子どもたちがどうしているのかや教職員の動向とか、気になることはたくさんあるけれど、今回は「学校再開したらどうすんの?」ということについて、考えてみた。

私は、休校になって割とすぐ、「いっそこの機会に9月始まりにしちゃえば?」と考えていた。

留学する生徒が増えて、新年度の始まりが留学先とズレていると、入学準備(語学の学習や住宅の確保など)に時間が取れるというメリットもあるが、入学が年度途中になったり、1年間留学すると場合によっては留年するハメになるみたいなことも起こりうる。

世界に足並みを揃えよう!レッツ、グローバル!!

みたいな感じで9月始まりいいじゃん!!という声がわりと聞こえるようになってきたので、ちょっと冷静に考えてみた。

本当に世界中の国々が9月始まりなのか?

ちょっとググってみました。ベネッセのサイトによると、欧米諸国はおおむね9月始まりだけど、意外と新年度の始まりにはばらつきがあった。

そして、日本も明治時代までは9月始まりだったらしい。(へぇ〜)

かなり限られた国しか紹介されていないので何とも言えないが、このばらつきを考えると、安易に9月始まりにするのもどうかなあという感じ。限定的な欧米諸国に足並みを揃えるメリットをあまり感じない。ニュージーランドへ留学する子どもたちも多いけれど、NZは1末〜2月ごろらしい・・・。

だったら、日本の「会計年度」に合わせたほうが楽なんじゃ・・・?入学式と桜のコンボも捨てがたいし。

いや、それでもこの状況を考えると、夏休み返上で詰め込むよりも9月に改めて新年度を始めたほうがいい!!と考える人もいるかもしれない。

次回、9月始まりへの移行に際しての大問題点を指摘していく。

つづく♡

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