40代おっさんがタイミー始めてハマるまでの軌跡
こんにちは。みやーんです。今年、僕はいろいろありまして活動をできない期間が4ヶ月ぐらい、発生しました。今まで活動に費やしていた時間が丸々、空いてしまって手持ち無沙汰な状態になってしまったので、友人からすすめられてちょっと気になっていたタイミーとかのスキマバイトにトライしてみました。
もうご存知の方も多いと思いますが、アプリを登録すれば1回限り、数時間のお仕事に履歴書なしで申し込みできて、仕事が終わればその日のうちにお給料がもらえちゃうというスキマバイト。アプリを見てみるといくつか気になるバイト先があったので「まあ、どうせ暇だし、やってみるか」とそのうちのひとつにエントリー。
スキマバイト初出勤
勤務日当日、ドキドキしながらバイト先に向かいます。まさか自分が「タイミーから来ました」というフレーズを言う日が来るとは……なかなか新鮮な気分です。バイト先では基本、自分の名前では呼んでもらえません。「タイミーさん」とか「シェアフルさん」とか、使ったスキマバイトアプリで呼ばれるのが基本なんですよね。1人の人間として扱われない感もめちゃ新鮮でゾクゾクしますね。
お仕事は基本的に「タイミーさん、これやって」と指示されたことを「はい、よろこんで!」と忠実にこなすのみ。指示してくる人もだいたい年下ですが、バイト先でのキャリアは圧倒的先輩なので問題なし。職場の方々は皆、「こいつ、なんにもできねえだろ。まあ、いないよりはマシか」というぐらいの期待値からスタートしているので、それをその日1日の仕事ぶりでどれだけ覆せるのかというチャレンジだと考えて精一杯、お仕事に取り組みます。
で、初日のバイト終了後、退勤手続きをしていたら店長から「助かったよ。また来てね」と言っていただけて超嬉しかったんですよ。自業自得とはいえ、それまで続けていた活動もできなくなり、結構落ち込んでいたのが救われたというか。「ああ、こんな自分でも役に立てる場があるんだな」って思って最低だった自己肯定感がちょっと上がったわけです。
評価されて自己肯定感が上がる
そこからはアホみたいにスキマバイトをやりまくる日々がスタート。アプリを見て気になる現場があれば片っ端からやりまくっていました。めっちゃ歓迎されて優しく対応してもらえる時もあれば、パワハラ的な扱いを受けるお仕事もあったり。ちゃんと名前で呼んでくれてきれいな制服を出してくれる行き届いた職場もあれば、いつクリーニングしたのかわからんヨレヨレの制服を出してきて、更衣室すら使わせてもらえず、トイレで着替えをさせられる職場もあり。職場ごとの違いを見るだけでもめちゃめちゃ面白い。
いつも使っているファーストフードチェーン店で働いてみると、そのお店の仕組がわかって次にお客としてお店に行った時、お店の風景の見え方が変わって見えたりしたのも興味深い体験でした。スタジアムでの物販のお仕事や超有名企業の社食の洗い場、選挙関連のお仕事などなど、普段は絶対に入れないような場所にもお仕事として入れたのも面白かったっす。レジ仕事もいくつかこなして、現金NG・キャッシュレス決済オンリーのレジの楽さを体感したりもしました。極めつけはこの歳でタピオカミルクティー作りのスキルを身につけたこと! マジでいろんな謎展開が起きております(笑)。
大人の社会科見学
なんというか、僕にとってのスキマバイトは「ギャラをもらっていろんな体験をさせてもらえる大人の社会科見学(またはキッザニア)」みたいなものなんですよね。40も超えると普段の本業のお仕事もルーティン化、マンネリ化したりするじゃないですか。でもスキマバイトでいろんな職場でいろんな人と働くことで、その自分の本業を見つめ直すことができると思うんですよ。
「自分の仕事はこんなに恵まれているんだな」とか「実は結構割に合わない仕事なんじゃないか?」とかいろいろあると思いますが、これって結構大切なことなんじゃないかと思います。スキマバイトしていると「世の中にはこんなにたくさんの仕事があったんだな。もしかしたら自分にもこんな道もあったのかも?」と思う機会も結構あって、なんだか違う人生を生きているみたいな気分になったりもして、個人的にはトライしてみてとてもよかったなと思っています。
最近はちょっと忙しくなってきてあまりスキマバイトできなくなってきましたが、初心に返る意味でも時々、スキマバイトをやってみようと思っています! 興味のある方はスキマバイト、ぜひトライしてみてくださいね。あとおすすめ職場とかあったら教えてください!(笑)
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